第五章 Over World
いきなり!!戦乱の予感!?
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でも手出しをしなければ問題はない。
しかし、それよりも
「嫌な感じがするんだ」
肌を刺激する悪寒が、いつまでたっても止まらない。
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「天気悪くなってきちゃいましたね」
「うん。でも人の声が聞こえるし、近くに町でもあるんじゃ・・・・あ!!」
「どうしました?」
「ちょっとちょっと、見てみてよ、あれ!!」
「?」
丘の上。
空が曇天に包まれ、急いで街を見つけて入ろうとする二人は旅人だろうか。
その彼らが見たのは、ビスコッティとガレットの戦である。
本来戦争や戦、争いといったものには断固として反対してきた彼等だが、そんな彼等だからこそ、この戦は戦ではないことが感じられた。
「なんか楽しそうですね」
「なんかの競技なのかな?」
バチィッ!!ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・
そんなのんきに話す二人だが、空では雷までなり始めていよいよもって天気が崩れそうな雰囲気である。
「うわ」
「はやく行こっか、映司君」
「はい!」
二人の男の内、一人の名前は火野映司。
彼こそ仮面ライダーオーズとして、欲望の怪物であるヤミーやグリードと戦い抜いた青年である。
そしてもう一人の男は―――――
「久しぶりじゃないか、五代雄介」
背後から声がかかる。
振り返ると、そこにはディエンドやショウたちが、バイクから降りて手を振ってきていた。
「えっと・・・・あ!!海東さんでしたっけ?うわ久しぶりだなぁ!」
「ああ。蒔風の暴走の時以来だね」
もう一人の男は、五代雄介。
我々もよく知っている、仮面ライダークウガに変身する青年だ。
だが、彼の世界は結合していないのではなかったか?
そもそも、この世界は異世界。どうやってきたのだろうか。
「海東さん、そっちは?」
「あぁ、紹介するよ。というか、彼は僕よりも前に知り合ってるはずだよ」
「よう、久しぶり」
「・・・蒔風さんに似ている・・・けど違いますよね?」
「いや、まあ一応あってる」
要領の掴めていない五代に、ショウが自ら説明する。
蒔風のこと、自分のこと、あれからのことなど。
「へぇ!!「奴」だったんだ!!ふ〜んへぇー!」
「な、なんだよ」
「いや、蒔風さんは戦った相手と、解り合うことができたんだなって、少しうらやましくなって
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