第五章 Over World
来訪者
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が」
「あんのタヌキィ!!!」
ヌフフ、と笑うはやての顔が見えた、気がする。
というか
「なのは体重掛けんなこのままだとソファーから落ちるってかほかに人いるしほら俺あれだしちょっと待て待て待て待て待て!?」
ゴロン、ズザザザザッ!!!
「あぁ!!逃げないで!!」
「タイム!!待て待て待て!!クソッ、胸が熱い。なんだ!?胸やけか。昼間っからカレー三杯も食ったからか!?」
「それが恋だよ!!」
「お前のは濃いんだよ!!」
「あ、うまいですね」
「あんたも傍観してないで助けてくれ!!」
「私はこれから各方面に話をつけに行きますので。さあ、忙しくナルゾー!!」
「こら!!逃げんな!!この状況何とか(ガチャリ)あーーっ!!アイツ鍵締めていきやがった!!」
「( ≧ω≦)b」
「言葉にしてくれ!まだこういう感情慣れてないんだ!!もう少し時間をくれ!!」
「待てません!!初心な舜君がたまらないの!!」
ドタンバタン
がんばれ蒔風。
君の青春はまだ終わってない。
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「覇王断空拳!!」
ミッド市内のスポーツジム。
そこで唯子とアインハルトのスパーリングが行われていた。
数分前からスパーリングの次元を超えてしまっているが。
アインハルトの断空拳が、唯子に向かって打ち下ろされていく。
が、それを唯子は左前腕を頭上に持ってきて受け止め、受けた衝撃を流して右掌底で打ち出した。
それがアインハルトの腹部に入り、身体が二メートルほどすっ飛んでいく。
しかしそれでへこたれる彼女ではない。
ゴホっ、と一回咳をきってから唯子に向かって拳を伸ばしていった。
唯子はそれをパシッ、と払い落とすが、アインハルトは腕を反転させて逆に唯子のその腕を掴み取った。
そして逃げられないようにしてから右足でミドル、ハイ、ローと三連蹴りを放ち左足で蹴り込んで引き離す。
唯子はというと、その三連蹴りを腕と脛とで受け切り、蹴り込みは食らったものの後ろ受け身で転がり起き、体制は崩さない。
「むぅ、やっぱり強い・・・・」
「流石に負けんなよー?」
「む、大人気ないとか言ってたのは誰だっけー?」
「それとこれとは別だ。やるなら負けんな」
「注文が多い子だねぇ、翼刀は」
パンッ!!と唯子が両手を合わせ、目を閉じる。
そしてその指を祈るかのように組み、胸の前に持ってきた。
すると唯子の肩や背中、し
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