Change5:夢は誰にも汚せない〜Mysterious girls〜
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
申し訳ございません。後で言い聞かせます」
会長は表情を一切変えずに言うが、匙は納得出来ていないか発言を続ける。
「会長!!どうしてですか引き下がるんですか!?この人達は会長の、俺たちの夢をバカにしたんすよ!!どうして黙ってるんですか!?」
匙のその叫びを聞いてお偉いさんはどうでもいいような態度をとる。
「全く、主も主なら下僕も下僕か…。これだから人間の転生悪魔は」
こいつら…人の夢を馬鹿にするなんて……。
こうなったら俺も!!
俺も匙に続いて発言しようとしたとき―――。
―――バギィッ!!!
まるで気が折れれたような音が会場を駆け巡った。
会場の人たちが音の発生源へと顔を向けるとそこには……。
「調子に乗っているんじゃねえぞ…老害どもが……」
椅子の手すりをいとも簡単に破壊していたシンの姿があった。
しかも表情は完全にキレており、先ほど微笑んでいたシンの面影など一切なかった。
「誰が貴様の発言を認めた?魔王様の友人とは言えど貴様はたかが人間…この場でも発言は認めていないぞ」
「黙ってろ、権力に縋りつくしか能のない老害どもが…。今からお前らに質問する。てめぇ等に会長…いや、ソーナ・シトリーの夢を否定する権利があるのか?」
シンの言葉にお偉いさんたちは怒りの形相を見せる。
「立場をわきまえろ、若僧!貴様消されたいのか!!」
「ほう…やってみるものならやってみやがれ。ただし俺は非常に根に持つんでね。やったからにはそれ相応の報復があることを覚悟をしてもらおうか」
シンが発言したとき、シンからとてつもない殺気が放たれる。
会場のほとんどの人たちが青ざめる。
「な、なんだこれは…!?」
「いいか?俺はあんたらとは戦う気もないし冥界を攻め落とすみたいなバカげた考えはしていない。…だがな…俺の仲間の夢…いや人の夢を馬鹿にするような奴はどうにも許せなくてね。今はサーゼクスたちの顔を立てるために我慢はしているが…。これは忠告だ…俺の仲間や人の夢をこれ以上バカにするのなら容いくらサーゼクスたちが止めようとも次は容赦しない。よく覚えておけ…老害ども」
「そうよそうよ!!おじ様たちはよってたかってソーナちゃんを苛めるんだもの!!私だって我慢の限界があるのよ!これ以上言うなら、彼と一緒におじ様たちをいじめちゃうんだからね!!」
セラフォルーさんが涙目で訴える。
しかも涙目とは逆にセラフォルー様からとんでもない魔力発している。
まぁ、セラフォルー様はソーナ会長をものすごく溺愛してるから、切れるのは当然か。
しかも上からとてつもない殺気と魔力にお偉いさんは怯えている。
そういえば高校一年ころ現代文の授業で夢についての
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ