その4
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友蔵「せっかくここまで来たんじゃ。次は長崎鼻に行ってみようかの」
さくら家は長崎鼻へ向かうこととした。その道中・・・。
まる子「ん?これは何々・・・。浦島太郎の像だって!ここは浦島太郎も祀っているのかな?」
友蔵「そうじゃ、長崎鼻は浦島太郎が竜宮城へと旅立った岬という言い伝えがあるんじゃ」
まる子「おお〜、こりゃその長崎鼻に行かないと損するねえ!」
こうして一家は長崎鼻についた。
お母さん「う〜ん、いい風吹いてるわね」
お姉ちゃん「ここが薩摩半島の最南端か、ん?向こうにあるのは島?」
お母さん「あれは屋久島や三島ね。晴れる日には島影も見えるのね」
まる子「島も見えるっていい眺めだね〜。浦島太郎はここから竜宮城に行ったのか。いいところに住んでたもんだね〜」
-言い伝えと現実を混同しているまる子であった。
旅館に戻った一家はその夜・・・。
ひろし「あ〜、今日も鹿児島のビールは上手い!」
お母さん「お父さん、あんまり飲みすぎないで下さいよ」
まる子「まったく、お父さんはビールしか楽しみがないのかな」
お姉ちゃん「そういえば一人だけ砂むし温泉に入らなかったもんね」
友蔵「元から行きたくなかったというとったしのう」
お姉ちゃん「最低ね・・・」
まる子「うん・・・」
-ビールに溺れる父親の姿を軽蔑した目で見るまる子とお姉ちゃんであった。
ひろし「おかわり持ってこーい!!」
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