ハイスクールD×D 革新のリアン2
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「じゃあ、スイッチを入れるぞ。スイッチを入れる時のキーワードは『起動』切る時は『停止』だ。日常的に使うことがない『起動』だけはいざという時のために覚えておく程度でいい。『停止』は分かりやすいだろう?さあ、やってみな」
「は、はい。『起動』」
キーワードを告げてから、少し力んで停止結界の邪眼が発動する。
「そのままでスイッチを切れ」
「『停止』」
力のラインが切られて停止結界の邪眼の発動が止まる。問題はないな。
「よし、機能に問題はない。違和感は?」
「えっと、今までとは止まり方が違うからちょっとだけ。けど、問題ないと思います」
「スイッチの効きが甘いと思ったらすぐに言え。調整ぐらいなら簡単に済ませてやれる。あと、コミュ障をどうにかするためにレクには強制参加な」
「な、何をするつもりなんですか!?」
「アナログゲーム、つまりはボードゲームやカードゲームだな。携帯ゲーム機なんかの一人で楽しむ物ではなく、他人とわいわいやったり、駆け引き、場外戦が必要になってくるゲームだ」
「……後ろの方が想像がつかないんですけど」
「そうか?簡単に言えばポーカーフェイスの逆とか、ちょっとした発言からの心理戦とかだな。露骨にやりすぎると顰蹙を買うことになるが、適度に場に合わせた場外戦をやるんだよ。協力プレイのゲームなんかもあるけどな」
「はぁ?」
「まっ、想像しにくいのは分かるよ。とりあえず、お試しでやってみればいい。軽いものから重いものまで色々あるからな。軽いのは子供でも大人でも楽しめるし、重いのは大人にこそオススメだったりする。まあ、ブラックジョークがキツイゲームも多いがな。ホームパーティーを開いて近隣住民を高血圧なんかにして心臓発作で殺すゲームとか」
「ブラックにも程があり過ぎますよぉ〜!!」
「じゃあ、積み木で城を作って王様と将軍を配置してハンマーで物理的に破壊し合うゲームとか、ぼくのかんがえたさいきょうのうちゅうせんで他のプレイヤーのうちゅうせんと戦うゲームとか、歴史学者達が手柄の独り占めのために他の歴史学者チームを突き落とすゲームとか、クトゥルフの邪神を呼び出して他のプレイヤーのSAN値を直葬するゲームとか」
「ヒィィ!?どれも酷すぎですぅ!?もうちょっと穏やかなのはないんですか!?」
「穏やか?プレイヤー全員でゾンビから逃げながらアイテムを揃えて脱出するゲームとか、カードに書かれたアクシデントを手札のアイテムで華麗に切り抜けてそれを他のプレイヤーに評価してもらうゲームとか、テロリストと爆弾処理班に分かれて爆弾を解体するゲームとか」
「まだ、酷いですぅ」
「じゃあ豆を育て
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