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ユキアンのネタ倉庫 ハイスクールD×D
ハイスクールD×D 革新のリアン2
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とか詠唱とかが死ぬほど面倒だけど効果は抜群だからな。疫病を流行らせたり、水を腐らせたり、作物を毒化させたり。呪術返しだけは気をつけないと酷い目にあうから余計に手順が増えるんだよな。

「どういう方式でスイッチを作る?強引にオレが外側から作ってやってもいいし、地道に作り上げるのもいいし、方法はいくつかあるな。このまま何もしないというのなら存在そのものを封印する必要があるが」

「ひいぃぃ!?そんなのいやですぅ〜」

「ならスイッチは作る方向でいいな。時間をかけるのとかけないのはどっちが良い?」

「えっと、その違いは?」

「予算云々だったり、痛かったり、しんどかったりの差だな。オススメは強引にスイッチを取り付ける方法。このガラス玉を飲み込めば終了。まあ、ちょっと大きめだから飲み込むのが大変なのが欠点だ」

暴走していると報告書で読んだ時点で用意しておいたビー玉よりも若干大きなガラス玉を見せる。前世では幼少期に粉末状の物を複数回に渡り飲ませて魔術の暴発を防ぐスイッチを作り出すための物だ。大人になると一気飲みじゃないと効かないのが欠点なんだが、普通は幼少期から飲ませるために欠点にならないはずなんだけどな。稀にだが、幼少期に使った魔道具の量が少なかったりするのが原因で大人になってからスイッチが壊れて取り付けるために使われる程度だ。

「これ以外だとどうなるんですか?」

「ええっと、背中に入れ墨を入れるのと、外部から強制的に魔力を操作してもらって慣れる方法、地道にスイッチを作る方法。ここまでがやってやれる方法で、これ以上はなぁ、ヤバイから止めておけ」

ショッカーも真っ青な大改造手術がまだマシだろう。絶対に人に馴れない魔獣を強制的に騎獣にするための手術だからな。

「入れ墨は、あれだ、ヤの付く自由業の奴が彫ってるようなのを背中一面に入れることになる。外部から強制的に魔力を操作して慣れる方法は、不快感が激しいぞ。好き勝手にされるという意味だからな。最後のは時間がかかる。2年は見る必要がある」

基本的にはこの魔道具で研究は発展してないんだよ。と言うか、残りの方法は知識として知っているだけだから選んでほしくない。

「とりあえず、何も対処しないというのだけは無しだ。どれかを選んでやってもらう。オススメは最初にも言ったがこいつを飲み込む方法だな。ちょっと苦しいだろうが、一番楽だ」

悩んだ末に10分ほどの格闘の末にギャスパーはなんとか魔道具を飲み込んだ。動作の確認は簡単だ。オレの手足の一人がギャスパーの後ろで膨らませた紙袋を叩き割って大きな音を出す。

「よし、魔道具は正常に作動しているな。今度は自分の意志で使ってみようとしてみろ」

嫌そうな顔をしながら、それでも発動させようとして発動しないことに戸惑っている
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