ハイスクールD×D 革新のリアン2
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に指示を出す。
「一体何をしたのにゃ?」
黒歌がオレがサイラオーグに何をしたのかを質問してくる。
「ああ、簡単に言えば呪いだな。人差し指の呪い、ガンドって奴だ。術式は簡単だし、素人が使えば風邪をひく程度の呪いだ。さっきのは複数の病気に同時にかけただけ。知ってれば簡単に防げる。アレンジすれば物理衝撃も加えられるけどな」
滅びの魔力は使っているのがすぐにバレる欠点があるからな、純粋な魔力そのものに呪詛を乗せて撃ち出すガンドは便利の一言に尽きる。
「まあ、あの程度で魔王を目指すなんて甘いな」
現役の超越者と呼ばれている魔王がガンドで苦しんでいた事実からは目をそらしておく。
「簡単だから覚えておくか?3日もあれば軽い風邪ぐらいなら引かせられるぞ。ちょっと特訓すれば見えなくなるしな」
とりあえず眷属には仕込んでおいて損はないはずだ。マリータも使えるしな。ちなみにサイラオーグにガンドを打ち込んだのはマリータだ。派手に動いて視線を誘導し、こっそり打ち込ませて効き目が回る時間を稼ぐ。完璧なコンビネーションだ。
「ほうほう、これが『停止結界の邪眼』ね。しょっぱい能力だな」
滅びの魔力を使うまでもなく、日頃から展開している呪術遮断結界で無力化出来ている時点で怖くもなんともないな。強力だって言うから期待していたんだがな。マリータは停止結界の邪眼の範囲内の物を調べている。
「なんで二人共動けるんですか!?」
「うん?常に防御魔術を展開しているからな。全く効かんな。強力だって言うから期待していたが、これなら簡単に防げる。あと、資料に停止結界の邪眼のコントロールが出来ずに暴発させるとなっているが、原因も特定できたから説明してやる」
マリータに説明用の道具を取りに行ってもらい、その間に眼の前に居る眷属のギャスパー・ヴラディの改造計画を立てる。とりあえず、暴発だけは押さえてやらないとな。それが済んでからは、最低限の護身術を叩き込んでやるか。あとは、こいつの希望次第だな。
そこまで考えた所でマリータが頼んだ物を持ってきてくれた。
「それじゃあ、暴発の原因をこの銅線と豆電球と電池で説明してやる。豆電球が光っている時が発動している状態な。電池が発動させるのに必要な体力云々、銅線が術式ラインだな。でだ、お前の暴発はこの回路そのもの、簡単に言えばスイッチがないんだ。だからびっくりしただけで電池から離してある銅線がくっついて電気が流れて暴発する。それを此処にスイッチを付けてやり、スイッチの切替の条件を口頭分にでもしておけば暴発することはない」
と言うより基本中の基本だと思うんだけどな、暴発対策の。実践では無詠唱は基本中の基本だけど。大規模な物は除くけど。呪術系の大規模な物は下準備
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