第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change4:若手悪魔の会合〜There is nothing terrible as sullen〜
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・バアル殿」
「どうした神無月進?それと俺のことはサイラオーグでいいぞ」
「ではサイラオーグさん。少しこの女性の傍に立っていてください」
「ん?何をする気なんだ…」
「あのくだらない喧嘩を止めとてきます」
え?!
何言ってんだシン!!
「いやここは俺が止めよう。ここで間に入るのも大王家次期当主の仕事だ」
「すみません。正直今日はいろんな意味で不機嫌でしてね。正直ゆっくりしたいところにこんなくだらない理由で始まった喧嘩を見ているとキレそうなんですよ。だからここは俺は行かせてください」
「…いいだろう。この目で君の実力を見るのもいいだろう」
そしてシンがあの睨み合う二人の元へと歩を進める。
「そこの女と問題児、これ以上やりたいなら俺が相手をしよう。できればこのままお互い矛を収めることを収めることを収めるのお勧めするぞ」
するとシンから物凄いプレッシャーが放たれた。
やばい、あれシンかなりキレているぞ。
「誰だてめぇ!!って、ニュースや新聞でちやほやされている脆弱な人間かよ」
「あの人は…」
ヤンキーのほうは変わらず殺気を放っており、美少女のほうはシンを見ていた。
「もう一度言ってやる。矛を収めろ女、問題児」
「誰が問題児だ!ただの人間風情が!!!」
ヤンキーが真に殴りかかる――――
だが、
「遅い…」
「な、なに!!」
シンはあっさりと攻撃をかわしそしてそのままヤンキーの両腕をつかみそれぞれの腕の関節を逆方向に曲げる。
――ボキィィィィ
「ああーーーいてぇぇぇぇ!!腕がぁ!!腕がぁ!!!」
ヤンキーはそのまま腕をぶらぶらさせながらジタバタする。
「言わなかったか?俺が相手をすると」
「おのれ!」
「人間が!!」
ヤンキーの眷属であろう悪魔が飛び出しそうになる。
「これから大事な行事が始まるんだ。まずは主を回復させろ。それに彼は魔王様の大事なご友人だ下手に危害を加えるとどうなるかわかっているな」
『ッ!』
その一言にヤンキーの眷属たちは動きを止めて、倒れる主の元へと駆け寄っていった。
しかし…シンの動き明らかに普通じゃなかった…。
まるであの攻撃が来ているのをわかったかのような動き。そして一瞬であのヤンキー悪魔を無力化させた。
本当にシンはスゲェぜ!!
「なあ、リアス」
「どうかしたサイラオーグ」
「君はとんでもない存在を味方につけたのだな。彼ともぜひ戦ってみたいよ」
「ええそうね。シンのポテンシャルは規格外だからね」
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