第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change4:若手悪魔の会合〜There is nothing terrible as sullen〜
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なった気がするぜ。
すると、部長がサイラオーグさんに尋ねた。
「それで、サイラオーグはこんな通路で何をしていたの?」
「ああ……あまりにもくだらんから出てきただけだ」
「・・・・・くだらない?もしかして他のメンバーも来ているの?」
「ああ、アガレスとアスタロトもすでに来ている。しかも、ゼファードルもいる」
「…そういう事ね。なんとなくわかったわ」
なんか部長は察したようだ。
もしかして待機室で何かあったのかな?
俺が考えていると―――
――――ドゴォォォォォン!!!
突然通路の奥から巨大な破砕音が聞こえてきた!
なんかか猛烈に嫌な予感がするぞ…。
部長とサイラオーグさんがあきれながらながら破砕音が聞こえた部屋に入り、俺達もそれに続く。
「はあ〜今日は厄介ごとがよく起こる」
しかもシンも嘆息しながらついて言っていることは何が起こっているかはわかっているのだろう。
部屋の中を見てみると、部屋全体がボロボロで、テーブルや椅子、装飾品などが全てが破壊つくされている。
部屋の中央には会場を絶対にそうしたと思われる人物が二人いた。
それに二人の後ろにはそれぞれの陣営に別れた悪魔達が強いオーラを発しながらにらみ合いをしていた。
しかも武器を構えているから明らかにやばい状況だ。
「ゼファードル、こんなところで戦いを始めても仕方なくては?あなたは馬鹿なのかしら?いや馬鹿から低能になったのかしら?いっそのことこの場で殺してやろうかしら?」
「ハッ!言ってろよ、クソアマッ!処女臭ぇからこっちが気を利かして別室で女にしてやろうとしてんのによ!アガレスのお姉さんはガードが堅くて仕方ねえな!そんなんだから未だに処女やってんだろう?俺が素敵な貫通式をしてやるって言っているのによ」
メガネをかけた美少女と顔に魔術的なタトゥーを入れたヤンキーみたいな男性が言い争っている。
てか、悪魔にもヤンキーはいたんですか…。
しかも言葉がすごく汚い。
いくらスケベ三人衆の一人である俺でもあんな言動はとらないぜ?
「アーシア、俺の後ろに下がりな」
「はい?シンさん」
…ん?
シンが急にアーシアを庇い出した。
確かにあの戦闘乃余韻がアーシアに来るかもしれないが部長が魔方陣張っているから問題ないはずだし…。
よく見ればシンの目線の先にはあの二人ではなく部屋の隅にただ図んでいる一人の美少年に向けられていた。
しかもシンの目は若干警戒しているようだった。
「ここは若手悪魔が軽く挨拶を死友好を深める場だったんだが・・・血気盛んな若手悪魔を一緒にしたとたんこの様だ」
なんか、大変だな若手悪魔も。
「サイラオーグ
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