第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change4:若手悪魔の会合〜There is nothing terrible as sullen〜
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ュールを含めた女性陣は集団で観光している。
ちなみに木場とギャスパーは学校の宿題をやっており、イッセーは悪魔関係の勉強をしている。
イッセーに関してはおそらくリアス部長の両親がイッセーとリアス部長をくっつけるために遣っている策略の一つだろう。
まあ、イッセー頑張ってこい。
それはいいとして俺は今グレモリー領にある少し大きな町に来ていた。
西洋的な雰囲気を出しながらも近代的な街並み。
そしてその街を闊歩する悪魔の人たち。
あまり人間界と変わらないもんだな。
「あそこに歩いている男性…」
「確か三大勢力の会談で窮地を救った人だよね」
「あれが噂の英雄さん?いい男じゃない♪」
俺を見ると視線を向けながら話している悪魔の人たち…視線が刺さるな…。
どうやら俺の想像以上に悪魔の人たちに浸透しているらしい。
正直俺はただ観光しているからやめてほしんだがな…。
「あ、あの!!」
「ん?…子供」
俺が歩いていると悪魔の子供が俺に話しかけてきた。
「お兄さんがあのカンナヅキシンさんですか?」
どうやら子供にまで名前を知られているようだな…やれやれ。
「ああ、神無月進は俺の事だが」
「本物だ!!!お母さん、この人本物のカンナヅキシンだよ!!」
「こら!?人様に急に話しかけないの。…すみませんうちの息子が…」
するとその子供の母親らしき人がこちらに来た。
正直俺としてはそのままやり過ごしたいところだが……。
「別に大丈夫ですよ。でボク、俺に何ようかな?」
俺は子供に用を訪ねると手をお出してきた。
「僕と握手してください!!ニュースを見たときからあなたのファンになりました!!」
まさかここまで名前が知られているとは…。
まあ、断る理由はないし握手ぐらいならいいだろう。
そして俺は子供と握手をした。
「ありがとう!!これからも頑張ってね!!」
「ありがとうございました」
そして親子は去っていった。
それにしても俺がこんな扱いをされるとはな…。
俺はまたその場から歩き出す。
すると―――。
「す、すみません!!カンナヅキシンさんですよね?」
このパターンは…。
「はい、そうですが……」
「私あなたのファンなんです握手してください!!」
俺は『またか』ッと思いながらも握手をする。
さらに―――。
「お、俺もあなたのファンなんです!!握手お願いしまッス!!」
「ニュースで見たときからあなたのファンになりました!!握手してください」
「私もあなたのファンですの。握手お願いしますわ」
先ほどの女性との握手をきっかけに次々と集まる
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