第2章
戦闘校舎のフェニックス
第15話 生徒会と顔合わせします!
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ら(ヘタをすればまた学校中の男子から)の殺意混じりの問い詰めが来そうだから言わないけど。
「エロい夢なら是非とも語るがいい!」
「・・・・・・ちげぇよ」
二人が目を血走らせながら迫ってくるのを俺は若干うんざりしながら違うと告げる。
「すみませんでした、イッセーさん。もう少し早く私が声をかけにいっていれば」
「いいんだよ、アーシア。寝坊した俺が悪いんだしさ」
眠れなかったと言ったが、実際は鶫さんが家の手伝いをしに起きてからは一応眠れた。・・・・・・まぁ、そのおかげで、寝坊してしまい、危うく学校に遅刻してしまうところだった。
アーシアが申し訳なさそうにしているが、アーシアが起こしてくれなかったら確実に遅刻してたのでそんなに気にしなくてもいいんだけどな。
「イッセー、貴様ぁ!?」
「アーシアちゃんにも起こしてもらっているのか!?」
松田と元浜がすごい形相で睨んできた。
俺はそれに勝ち誇ったような態度で返してやる。
「なーんだ、そのくらい当然だろ? なにしろ、ひとつ屋根の下で暮らしているのだから♪」
「イッセーさんはお寝坊さんですから」
ちなみに、元浜が言った「も」ていうのは、アーシアが来る前は千秋が起こしに来てくれていたことを言っている。
いまでも、たまに千秋が起こしに来てくれるし、鶫さんや燕ちゃんのときもある。基本的にはアーシアの日が多いかな。
「じゃ、じゃあ、ご飯をよそってもらったりとか・・・・・・っ?」
「それは鶫さんのほうが多いかなー♪」
「イッセーくんはいっぱい食べるからね〜」
普段はのんびり屋な鶫さんだけど、意外と家事とかの作業がテキパキとしている。その腕前は明日夏がライバル視するほどだ。
「母さんも鶫さんの家事スキルには大変助かってるって言ってたし、アーシアは気が利く子だって褒めてたぞ♪」
「そんな・・・・・・照れますよー」
「えへへ〜」
ちなみに、燕ちゃんはマッサージが得意で、どっちかというと父さんのほうに絶賛されている。
俺も朝練の後にやってもらっているけど、これが本当に効いて、疲れがあっという間に吹っ飛んでしまう。
余談だけど、鶫さんから聞いた話よると燕ちゃんのそのマッサージ技術は、燕ちゃんが持っている忍の技術を応用したものらしい。
「なぜおまえの周囲にだけこんな美少女がぁぁぁっ!?」
「美少女の幼馴染みの千秋ちゃんと千春さんに加え、うちの学校の二大お姉さまのリアス先輩に姫島先輩! 小さなマスコットアイドルの塔城小猫ちゃん! そこへ金髪美少女転校生のアーシアちゃん! さらに幼馴染みの美少女転校生の鶫ちゃんと燕ちゃん! しかも、この転校生の三人とは同棲しているという始末! この理不尽に俺は壊れそうだァァァッ!」
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