0101話『何にでも挑戦したいお年頃』
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ーラの禁断症状が出始めてきてしまいました。
手が……震えてきましたけど、どうしましょうか。
とても……とてもお酒が飲みたい!
ああ、お酒が飲みたい!
でも、任されたからにはしっかりとやらないと〜!
ああ……でも、もう限界かもしれません……。
ポーラはそれでふらふらと目の前のお酒に歩み出そうとしてふと誰かに肩を支えられました。
誰でしょうか〜?
「……ふぅ、まったく禁断症状が出るまで我慢するなんてお前らしくないぞポーラ」
「あ、提督〜?」
「そうよ、ポーラ。無理はしちゃだめよ」
「ザラ姉様も……? なんで……?」
それで二人は曖昧な表情を浮かべながらも、
「ポーラが心配になってな」
「それで禁断症状が出始めたのを見てとっさに支えたのよ」
「そうだったんですか〜。ポーラ、いいところを見せようとしたのにダメでしたね……」
それで落ち込みましたけどそんなポーラの頭を提督は優しく撫でてくれながら、
「いや、落ち込むことは無いぞ。真面目に取り組んでくれるポーラを見れて私は嬉しい」
「そうよ。最後は禁断症状が出ちゃったけど真面目なポーラも見れたからお姉ちゃんとしては合格点を上げたいわ」
それでザラ姉様もポーラの頭を撫でてくれました。
う〜……。
恥ずかしいです〜。
「恥ずかしい〜! こんな時はお酒を飲むのに限ります〜!」
「やっぱりいつも通りのポーラだな」
「ですね、提督」
二人は呆れていますけどポーラはこれでいいんです〜。
いつも通りが一番〜!
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