0101話『何にでも挑戦したいお年頃』
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らちょうどいいのだろうな。
「まぁ似合っているよ」
「やった〜。それじゃこのままちょっとマミーヤまで行ってきますね〜」
「待った。間宮で何をするつもりだ……?」
「なんですか〜? お手伝いに決まっているじゃないですか〜」
「そ、そうか……。ポーラから自発的にやりだすというのはにわかに信じられないけど今回は少し頼もしさを感じるな」
「そうでしょう〜。それではなんにでも挑戦したいお年頃のポーラ。行ってまいりま〜す」
そう言ってポーラは執務室を出て行っておそらく間宮に向かったのだろう。
不安だ、不安だけど……自発的にやりだしたのなら止める術はないんだよな。
飽きるまで待つのもありだろう。
間宮さんもなにか不祥事をポーラが起こしたら止めるだろうし。
それで一応は様子見をすることにしたんだけど、そこで榛名が出てきて、
《提督……なにやら嫌な予感がするのは私の気のせいでしょうか?》
「榛名はそう感じるんだな。うーん……やっぱり一回見に行ってみるかぁ……」
それで私は少し重く感じる足をなんとか進めて間宮へと向かうのであった。
もう、ザラ姉様も提督も失礼です〜。
ポーラだってやる時はやるんですよ〜?
「マミーヤさん。ちょっといいでしょうか〜?」
「あ、はい。なんでしょうか、ポーラさん。……あら、その恰好は?」
「はい〜。鹿島さんに借りてみたんです〜。それでせっかくですからマミーヤさんのお手伝いもしたいと思っているんですよ〜」
「そうですか。でも今は別段忙しくないんですが、どうしますか……?」
「そうですね〜。それでは店番をやってみたいです〜」
「店番をですか。構いませんよ。でも勝手にお店のお酒は飲んだら駄目ですからね?」
あら〜、マミーヤさんにも注意されてしまいました〜。
ポーラってそこまで信用ないんでしょうか……?
少し傷つきますね〜。
「ポーラにお任せください〜。見事仕事を務ませてもらいます〜」
「くれぐれもお願いしますね……それでは少し席を外して裏方に回っていますね」
「は〜い!」
マミーヤさんはそれで少し席を外して裏に入っていきました。
さて、ポーラも頑張らせていただきますね〜。
それから何人かマミーヤにお客さんが来ましたけど、来るたびに、
「あれ!? ポーラさんが店番ですか!?」
やら、
「ポーラさん……なかなかやるわね」
とか、
「さっすがやる時はやるわね。ポーラ!」
色々と言われてとても気分がいいです〜。
なんでしょうか……? とっても今充実していますね〜。
これが働くっていうことですか。
とても気持ちいいモノですね〜。
今ならお酒を飲んだらとても美酒な気持ちになれるんでしょうね。
と、そこでポ
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