秋を先取り!鮭レシピ特集・その3
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…好みがジジ臭い所がある。他の連中が好むような物を好きがらず、どちらかと言えばジジババ好みな物を好む。食べ物の好みも同様で、洋食よりも和食、それも煮魚やお浸し等の落ち着いた味の物をよく食べている。それに自炊する事が多いと聞く初春型の面々なら、長姉の好みに合わせて魚料理が多くなるだろう。
「だからだよぅ……子日、お魚ばっかりで飽きちゃったの。たまにはハンバーグとかステーキとか、お肉食べたいの」
「なら頼めばいいだろ、別に毎日初春の好みに合わせてやる必要もねぇだろうし」
「でもそれを言っちゃうと、お姉ちゃんの事だから気を遣ってお魚料理を作らなくなる気がして……」
成る程、初春も我が強そうに見えて周りに気を遣うタイプだからなぁ。子日も姉に似て気を遣うからお互いに気を遣い過ぎて面倒な事になってると。なら解決法は簡単だな。
「要するにアレだ、子日も食べたくなりそうな魚料理があればいいわけだろ?」
「う、うん。そうだけど……」
「なら、丁度鮭もある事だし久し振りに『鮭ハンバーグ』でも作るかな」
「えっ!?鮭でハンバーグが作れるの!」
「楽勝楽勝、お茶の子サイサイってね」
《Wソースで頂く鮭ハンバーグ!》※分量4人前
・鮭の切り身:4切れ
・玉ねぎ:1/2個
・卵:1/2個
・パン粉:1/3カップ
・牛乳:大さじ2
・塩:適量
・黒胡椒:適量
(照り焼きソース)
・醤油:大さじ4
・酒:大さじ4
・味醂:大さじ4
(マヨソース)
・マヨネーズ:大さじ2
・レモン汁:小さじ2
さて、作っていくぞ。鮭は皮と骨を取り除いて、フードプロセッサーでミンチにしていく。フードプロセッサーがない場合は、包丁で叩いてミンチにしてくれ。玉ねぎはみじん切り、パン粉は牛乳に浸してふやかしておく。卵は溶き卵にしておくと半分にしやすいぞ。
鮭のミンチ、玉ねぎ、パン粉、溶き卵、塩、胡椒を混ぜて練っていく。挽き肉で作るハンバーグ同様、粘り気が出るまでよく練って、纏まって来たら4つに分けて、成形して空気抜きをしておく。
ハンバーグのタネが出来たらソースの準備もしておくぞ。照り焼きソース、マヨソースの材料それぞれを混ぜ合わせておく。
さぁて、焼いていくぞ。フライパンにサラダ油大さじ1を引いて熱し、成形したハンバーグのタネを並べて中火で焼いていく。挽き肉のハンバーグより若干焦げやすいからな、強火でなく中火でじっくりと焼くといい。表面に焼き色が付いたら、蓋をして蒸し焼きにするのもいいだろう。
ハンバーグが焼き上がったら、余分な油をキッチンペーパー等で拭き取り、照り焼きソースをフライパンに入れて強火にする。ソースを
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