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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0100話『オペレーション・チャーハン』
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点してくれるそうですから元気出して!」

間宮が二人を元気つける。
そこに提督も続くように、

「まぁ美味しいものを期待しているよ二人とも」
《頑張ってくださいね、お二人とも》

それで長波は頭を掻きながらも、

「仕方ないな。提督に榛名さんに応援されちゃ頑張らないといけないよな」
「阿賀野も頑張るよ!」
「その意気ですよお二人とも。それではまずはチャーハン作りから始めていきましょうか」

それで始まる間宮のチャーハン調理法。
二人は意外に集中力があったためにチャーハン作りに関してはなんとなくできていた。

「うん。お二人は意外に筋はありますね。チャーハンに関しては合格です。でも次は難しいですよ? チャーハンはパラパラしていますからおにぎりにするにはちょっと手間が必要なんですよ」

そう間宮は言いながらもチャーハンからどうやっておにぎりにするのか丁寧に説明していき、二人はそれで初めて作ったにしては少し不格好だけどそれでも見た目は悪くないチャーハンおにぎりが出来上がっていた。

「はい。お二人とも、よくできましたね。形はまだまだですけどしっかりと出来ていますよ」
「あははー……。意外に集中力が必要だったな」
「阿賀野、もう疲れたよう……」
「それでは提督。お二人のおにぎりを試食してみてください」
「わかった」

それで提督の前に差し出されたおにぎりを提督は口に入れていく。
それを固唾をのんで見守る長波と阿賀野。
そして、

「……うん。二人とも美味しいよ」
「よかったぁ……」
「やったぁ……」

提督のその言葉に安堵の息を吐いた二人だった。

「これなら練習すればもっとうまくなるんじゃないか?」
「そ、そうかな?」
「ああ。間宮さん達も試食をお願いします。美味しいですよ」
「わかりました」
「それでは失礼しますね」

それから二人の作ったおにぎりはみんなで美味しく試食していったのであった。
そして自身がついた二人は姉妹たちに作ってあげる事にしたのであった。
だけど阿賀野に関しては能代達には信じられないといった顔をされたとかなんとか……。



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