戦闘校舎のフェニックス
棟夜VSフェニックス眷属
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がって!! ならば貴様はリアスを愛せるとでも言うのか!?」
なんでそうなるのさ・・・。
「さぁな。俺は人間だからな。たとえ一緒にいたとして百年足らず、もしくは病気か事故、これで死ぬかもしれない脆弱な生き物だ。ただ・・・それでも俺は、アイツを助け、守ることは出来るぜ? これは俺が自分の意思で決めたことだ。たとえ相手が魔王だろうが神だろうが、俺は命を懸けてアイツを守ってやるさ」
ってか俺何言ってんだろうな〜。何か思いついた事言ってみたけど死ぬほど恥ずかしい。穴があったら埋まりたい気分だぜ・・・まぁそれはコイツを倒してからでいいか。
「そうか・・・ならば今ここで死ねーーーーーッ!!」
空高く飛び上がったライザーは巨大な炎の塊を生み出し、俺目がけて投げつけてきた。
当たったら消し炭どころか、全部消え去るだろうな・・・でも。
「死ぬ気は更々ないんだよ」
−ボゴォォォォォォォォォンッ!!−
一誠side
高速で迫ってくるライザーを飛び上がって回避すると、弓と黒い剣を投影して放った。剣はライザーの体に突き刺さったけど、あっという間に溶けてしまった。普通の武器じゃ相性が悪すぎる!
無駄だと分っていても、棟夜は次々と剣と刀、槍を放っているけど全部壊され距離を詰められた。
殴りかかってきた拳を干将・莫邪受け止めた瞬間、頭突きを食らい殴られた。倒れこむ直前受け身を取って倒れずにすんだ。
『どうした? 貴様の力はその程度じゃないだろう?』
不敵な笑みを浮かべるライザーに、棟夜は話しかけた。
『少し聞きたい。何故そこまでリアスと結婚したがる?』
『ふん! 下賤な人間に教えるのは癪だが、特別に教えてやろう。俺とリアスは先の大戦で生き残った数少ない純血悪魔だ。純血悪魔の血を絶やさないために、この婚約は悪魔の未来がかかっている重要なことだ』
それは部室でも聞いたことだ。純血悪魔の血を絶やさないためにこの婚約は必要だって・・・でも、だからって無理やり婚約させんのはどうなんだよ!!
『でも数少なねぇ純血悪魔でもさ、他にいるんだろう? 純血悪魔。リアスじゃなくそいつ等と結婚すりゃよくねぇか? 純血を絶やさないならそれでいいじゃんよ。リアスに拘る理由はなんだ?』
困惑した表情浮かべた棟夜に対して、ライザーはこういった。
『分っていないな人間。リアスは『グレモリー』家だからだよ』
ッ。やっぱりライザーは部長の事をグレモリーのリアスとして見ているんだ。
『ああ。漸く理解したわ・・・テメェが正真正銘の最低クズ野郎だってな!!』
それを聞いた棟夜は一瞬ポカンとしていたけど、息を吐いた直後駆け出しライザーを殴りたした!!
『リアスが嫌がるのが理解できるぜ。悪魔社会の中じゃ誰もがグレモリ
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