暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D/EXTELLA
戦闘校舎のフェニックス
棟夜VSフェニックス眷属
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が俺たちの方へ来ていた。部長も棟夜と挨拶をしたのかな。

 「ここにきても大丈夫なんですか?」
てっきり、魔王様たちと同じ場所で見るのかと思ってたけど。

 「ええ。やっぱり私にはここが一番だから」
そう言い笑う部長。でも・・・何時もとは違う笑いだと俺は感じた。絶対勝てよ、棟夜! 俺たちの分まで頑張ってくれ!!
フィールドは駒王学園の運動場だった。そこにはすでにライザーの眷属がすでに待機していて、少し遅れて悠が転移されてきた。

 『よく来ましたわね人間さん』
悠が来た途端に喋り出すレイヴェル。ペラペラ話すレイヴェルだが棟夜は完全に呆れた視線を向けていた。

 『うるせぇぞ。ベラベラ喋ってないでとっとと始めよぅぜ』
と言いうと、レイヴェルと兵士三人以外の眷属が棟夜を囲むように円陣を組んだ。ユーベルーナは相変わらず空から見ていやがる。
今にも飛び掛ろうとした時、いきなり棟夜が目隠しと片腕を布で腰に巻きつけた! 何してんだアイツ!?

 『ハンデだよ。ハ・ン・デ。今から20分間、好きに攻撃してきていいぞ。その間、俺は攻撃しない。20分立てば俺も動くが。一発でも俺の体か頭にぶち当てりゃ、俺はそこでリザインを宣言してやるよ』
軽い口調で話し挑発する棟夜に、相手は憤怒の表情を浮かべる。いくら腕が立つからって無謀にもほどがあるだろう!!
レイヴェルが眷属に命令を下すと、俺が戦った双子と棍棒使いが飛びだした。目隠しをしているはずなのに、当たることはなく余裕といった感じで躱し続け、飛んできた魔力を足で蹴り壊して短剣を投げつけ、今度は雪蘭とイザベラ、カーラマインとシーリスに猫獣人ニィとリィの攻撃も腕一本で捌き続けて、女王ユーベルーナの不意打ちもまったく当たらなかった。
そして20分が経過した。結果は棟夜が逃げ切り、レイヴェル達は攻撃を当てることができなかった。
すげぇ。本当にやりやがった。
目隠しと布を外した棟夜はストレッチ後、深呼吸し目を閉じ

 「I am the bone of my sword.」
何かを詠唱し始めた。これって、英語か? 

 「Steel is my body, and fire is my blood I have created over a thousand blades.」
すると、棟夜たちが戦ってる異空間に変化が生じた!! 学校の運動場の奥、棟夜の背後にあるプール側から風景が変わっていった!! 

 「Unknown to Death Nor known to Life. Have withstood pain to create many weapons. Yet, those hands will never hold anything. So as I pray, “unli
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