戦闘校舎のフェニックス
棟夜VSフェニックス眷属
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「どうして正確に投げられるの!?」
声を上げる3人。どうやら直撃したようだ。相手の位置さえ覚えていれば、当てるのに造作もない。
「「「「ハァーーッ!!」」」」
「「ニャニャッ!!」」
今度は戦車の雪蘭とイザベラ、騎士のカーラマインとシーリスに兵士の獣人ニィとリィが一斉に飛び掛ってくる。
雪蘭は足を主体としたクンフーに、攻撃が重いイザベラとシーリスが見事な連携・・・いや。イザベラとシーリスの隙をなくす様にニィとリィ、カーラマインが合わせてるのか。
・・・でもまだまだだな。これなら俺の親父や師匠のほうが早いし怖かった。この程度の攻撃じゃ俺に傷をつけるのは不可能だ。
残った片腕で捌き、合気の要領で投げ飛ばす。
「クッ! なぜ攻撃が当たらない!!」
「こっちは5人で攻めているんだぞ!?」
そりゃぁ風きり音や筋肉の音、呼吸で次の行動がわかるからね。俺には当たらんさ
そして・・・。
「ほぅ!」
大きく飛び上がり後方に下がると、さっきまでいた場所が爆発した。ユーベルーナの仕業か。
「チッ」
舌打ち、杖を握り締める音が聞こえた。テメェの不意打ちを食らうほどバカじゃねぇよ。
残りは後10数分ほどかな? ま、頑張りますか。
20分後。
「「「「「「「「「「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」」」」」」」」」」
「ファ〜〜。やっと終わったか」
息を乱しているフェニックス眷属とは対称に、目隠しと腕を固定していた布を取った俺は欠伸を噛みストレッチをしている。
「なにをしていますの!! 相手は一人、こちらは十四人! 倒すのにどれだけ時間がかかりますの!? 早く倒してしまいなさい!!」
レイヴェルが痺れを切らしたかのように声を上げる。なら傍観しないで戦えよ鳥娘が・・・まぁ時間も過ぎたことだし、終わらそうか。
「悪いが、お前らにはここから退場願おう」
大きく深呼吸し、目を閉じ詠唱する。
「I am the bone of my sword. Steel is my body, and fire is my blood I have created over a thousand blades.」
すると、徐々にだが学校の風景が変化・・・侵食されていく。
「こ、これは一体!?」
「異空間が変わる、いや。飲み込まれているのか!?」
「Unknown to Death Nor known to Life. Have withstood pain to create many weapons. Yet, those hands will never hold anything. So as I pray, “unlimited blade wo
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