第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change3:巨龍VS異能の三人〜Rias family〜
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で花火が上がり、並んだ兵隊達が空に銃を放ってる。
そして楽器隊のような集団が一斉に音楽を奏で始めていた。
流石貴族…このお出迎えとはな。
「ありがとう、みんな。帰ってきたわ」
リアス部長がお出迎えしてくれた人たちにお礼を述べる。
それに反応し出迎えの人たちがみんな笑顔になった。
どうやら個々の貴族は領民に愛されているようだな。
流石情愛深いグレモリー貴族といったところか。
そしてその勇断から銀髪のメイドグレイフィアさんが現れた。
「お帰りなさいませ、リアスお嬢さまお速いおつきでしたね」
「ただいま、グレイフィア。元気そうで何よりだわ」
そして俺達は使用人達に自分の荷物を預け、用意されていた馬車で、グレモリー邸へ向かった。
ちなみにアザゼル先生とガブリエルは対テロリスト会談の準備があるため魔王領にある会談会場へと向かっている。
「ほう…なかなか風情がある光景じゃな」
「きれいなお花畑」
俺が乗る馬車には羽衣、テュール、イッセー、アーシア、ゼノヴィア、リアス部長が乗っている。
「本当にきれいですね」
「そうだなアーシア…あのでかい城は何なんだ…」
「あれが私とお父様やお母さまが住む本邸よ。今から向かう場所よ」
成程…それにしても大きいな。
貴族ってよりもまるで王族が住んでいるような建物だな。
「着いたわ」
リアス部長が言うと馬車の扉が開かれる。
そして俺たちに続きほかの皆も降り始め全員がが揃った。
すると俺達が歩く道であろうところに豪華なレッドカーペットが敷かれておりその両脇に大勢の執事やメイドが並んでいた。
ここまで派手なお出迎えとは少々驚いたな…。
「皆様、どうぞお入りください」
グレイフィアさんに案内され、俺達がそのままついていき、屋敷に入った時小さな人影がこちらに走って向かっていた。
「リアスお姉さま! おかえりなさい!」
紅髪のかわいらしい少年がリアス部長に抱きついていた。
「ミリキャス!ただいま。随分と大きくなったわね」
「部長さん、その子は?」
アーシアが聞くと、リアス部長はその少年を紹介してくれた。
「この子はミリキャス・グレモリー。お兄さま、サーゼクス・ルシファー様の子供なの」
成程、この紅色の髪色にこの少年から感じられる魔力サーゼクス乃魔力に似ているようだな。
「ほら、ミリキャス。あいさつをして」
「はい。ミリキャス・グレモリーです。よろしくお願いします」
「…グレモリー?」
イッセーは疑問符を浮かべていた。
どうやら魔王についての知識に関しては知らないようだな。
「イッセー。いちおう説明だが、現在の魔王は
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