第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change3:巨龍VS異能の三人〜Rias family〜
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しむとするかのう」
『グォァッ!!』
そして龍は巨大な火炎放射のようなブレスを放ってくる。
「面白ぞ、妾の盾と勝負じゃ。『羽衣・黒斥壁』」
―――グォォォン!!
火炎と斥力でできたブレスがぶつかる。
「アチッ!!…さすがにこの量の火炎は守られていても熱いね」
「だな…。まあ羽衣のお陰で威力まではこちらに来ていないようだがな」
「さすがにここまでやるとは楽しくなってきたぞ」
そして龍はブレスをやめ今度は右ストレートでこちらに襲い掛かる。
「近接攻撃なら私が迎え撃つよ!!…えぇい!!」
―――ドォォォォォン!!
互いの拳がぶつかり衝撃波が戦場に舞う。
さらにその衝撃波の影響で周りの岩や木々が砕け折れていっている。
「やるね、ドラゴンさん!!」
『グォォォォ!!』
そして互いに拳を引き龍は一歩下がる。
ここまで来たら俺も何かやらないとダメなようだな。
―――タァンッ!!!
俺は素早く目の前の龍に向かい駆け出す。
そして移動しながら二丁のサブマシンガン『オルタネーター』を構え、龍に向かい発砲する。
『グッ!!!グ、グググググ』
どうやら先ほどのアサルトライフル『R-201カービン』よりも効いているな。
この『オルタネーター』は高威力の弾を放つツインバレルのサブマシンガン。
弾速や精度を犠牲にして威力をあげている。
まあ、効いているがこれは大体二秒ほどで打ち切ってしまうので、使うときは敵との緊急遭遇時に使うのが本来の使い方だ。
まあ、今回はテストを兼ねて使っているだけだからな。
『グオッ!!』
そして俺が近づくと今度は反撃か尻尾でこちらを薙ぎ払おうとする。
俺はその薙ぎ払いをジャンプでかわす。
『グォン!!』
空中で無防備になった俺に龍は自身の頭部の角を伸ばしこちらに突き刺してくる。
「いい判断だ。だが甘い」
俺は右腕に取り付けられたワイヤーを射出しそして近くの岸壁にワイヤーの先端を括り付けそのまま角による刺突攻撃を回避する。
『グォォ!!』
「な、その状態から尻尾の攻撃か…!!」
回避したつもりが俺の進行方向から龍のしっぽによる薙ぎ払い攻撃が迫る。
「この状態では会費はできな…チッ!!」
俺はあそのまま腕をクロスさせ防御の姿勢をとる。
「マスター!?」
「シン!?」
二人がフォローに入ろうとするが間に合わない。
俺は攻撃の直撃を覚悟したとき…。
―――ズィィィィンッ!!
俺の前から何かが出現し龍の攻撃を受け止めた。
『…?…』
龍はとっさに後ろに下がる。
俺もワイヤーを戻し岸壁に捕
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