暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第631話】
[1/5]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
修学旅行前の買い出し、専用機持ちは視察旅行の際も買い出したのだが女の子には色々必要な物がいっぱいらしい。
場所はレゾナンス、一学年全員ここで買い出しをするらしく皆思い思いの私服でレゾナンスに集合していた。
冬が近付く11月、肌成分も少なくなるかと思いきや一組女子のスカート率の高さは異常だった。
勿論ロング丈のスカートの娘も居る、控え目なスリットを入れた娘もいれば大胆極まりないロング丈スカートにきわどいスリットで美脚を露にしている娘も――。
「お兄ちゃん、美冬も見てよ」
そう言って腕に抱き着いてきた美冬、今日はフェイクファーファッションだ。
肌触りのいいフェイクファーのコートに身を包む美冬、ボトムやインナーもシックな色で統一していた。
「ヒルトさぁん、買い物何を買うか決まりましたかぁ?」
美冬をよく見る間もなく、ソフィーがヒルトに声をかけた。
彼女はロング丈藍色のファー付きコートに赤のチェック柄のフレアミニ、下も白のブラウス、背中には可愛らしい小さなリュックサックを背負っていた。
「いや、特にはないかな。 今回は気晴らし気分で来たから」
「そうですかぁ……。 私達皆グループ組んでレゾナンスで買い物しようと思ってるので、良かったらヒルトさんや美冬さん達もどおかなって」
「悪くはないな。 ……まあでも今日はごめん。 美冬も、悪いけど今日はちょい一人で見て回りたいから……」
そう言ってヒルトは一人エスカレーターに乗って二階へ――残された美冬とソフィー。
「……お兄ちゃん、やっぱり元気無い気がする」
「そう、ですね。 ……京都から帰ってきてから、ヒルトさん何処か無理してる気がして……」
悲しそうな表情をするソフィー、二階へ行ったヒルトの背中を見えなくなるまで見ていた。
「……二人、裏切ったからかも」
「二人って……ケイシー先輩とフォルテちゃんですよねぇ?」
「うん……二人、亡国機業に行っちゃったからかも。 ……後、犠牲者出ちゃったから……」
美冬の表情も暗くなる――ソフィーも悲しそうな表情だったが一変、美冬の手を取る。
いきなりの事に美冬は驚きに目を見開く、ソフィーは満面の笑みで――。
「犠牲者出たのは私も悲しいです……でも、二人の事は大丈夫ですよ! 裏切られたのは悲しいですけど……説得して、連れ戻せばいいんです! ほら、IS学園の楽しい思い出とかを語るんですよぉ!」
笑顔でそう言うソフィーに、美冬は思わず吹き出した。
きょとんとするソフィー、変な事を言ったかなと少し考えてしまう。
「ご、ごめんねソフィー、いきなり笑っちゃって。 ……そうだよね、
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ