暁 〜小説投稿サイト〜
やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
5.材木座義輝はあまり出番がない。このタイトル詐欺!
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
るよ」
 作家病という病気にかかったようだが。









「で、今度は何のようだ?」
「材木座さん!改めてスロマッパギー、です!」
 それ、どこの民族の挨拶だよ。
(確か、インドネシア語の挨拶だったような)
 どうでも良いわ!
「八幡よ、頼まれていたトリガー、改造が終わった。明日か明後日までに取りに来てくれ」
「そうか、いつもすまねぇな」
 材木座義輝。こんな性格をしたやつだが、これでも、エンジニアのその腕やなるや時期エースとも噂されるほどの敏腕を誇るやつだ。俺のリボルバーもこいつにたのんでより実銃に近くしてもらっているのだ。イメージはS&W M19だ。
「しかし、八幡。自分でこういうのもなんだが、主も我に負けず劣らずの厨二よな」
「‥‥‥勘違いするな。自動拳銃と回転拳銃。比較した場合、実戦的な方をとったにすぎない」
 明日取りに行く旨を伝えて、材木座とは別れた。
 さて、少しペースを上げるか。今日は特売だからな。
「八幡さん。‥‥‥‥やっぱり、まだ引きずっているんですか?」
 総司が心配そうに俺の顔をのぞき込んでくる。
 何を思ってそう思ったのやら。
「さっきの銃の話あたりから、八幡さんの表情が哀しそうっといいますか、なんといいますか。そんな感じがしたので」 
「‥‥‥‥‥‥‥引きずっていないって言ったら嘘になる。だけどな、もう吹っ切りてはいるんだよ」
 お前のおかげでな、総司。
「とりあえず───────兄さんを超える。総司やみんなと一緒に。そして、兄さんが残した物を守る。それで片が付いたろ?それにいつも言ってるだろ?」
 オートはロマンがねえってな。
「そうですね。これからもずっと一緒ですよ─────八幡さん!」
 もう、半分告白みたいな台詞だな。意味的には、チームメイトとして仲間としてとらえていいんだろ?
 そっちじゃない方だとしても、まだ早いからな。少なくとも俺からしないといけない。そうでもないと、死んだ後ご先祖様たちにどやされる。
「なら、お互い死なねえ用にしねえとな」
「大丈夫です!最強無敵の沖田さんと八幡さんが組めばどんな敵でもバッチこいです!」
 違いねぇ、そういい二人はハイタッチをして、二人並んでスーパーで特売を買いながら家に帰っていった。


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ