第25話
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〜パンダグリュエル・パーティーホール〜
「総大将と副将の自己紹介は終わったから、次は総大将と副将の補佐をするサフィナお姉様がみんなに自己紹介をしてくれないかしら?」
「―――わかりました。我が名はサフィナ。メンフィル帝国軍竜騎士軍団団長サフィナ・L・マーシルン元帥。”特務部隊”では若輩でありながら”総大将”や”副将”を務める事になったリィン達の補佐を務める事になっています。」
「ええっ!?げ、”元帥”!?」
「軍の中でもトップクラスの地位じゃないか!?」
「ええ………しかも現役の元帥だから、”名誉元帥”の学院長よりも上の地位ね。」
レンに促されたサフィナが自己紹介をするとエリオットとマキアスは驚き、マキアスの言葉にサラは真剣な表情で頷いて答えた。
「”竜騎士軍団”……?名前からして、”竜騎士”の軍団だと思うのだが”竜騎士”とは一体どういう存在なのだ……?」
「―――”竜騎士”。その名の通り、竜の一種である”飛竜”という存在に騎乗し、空を駆る騎士だとの事です。」
「りゅ、竜を駆る騎士ですか………」
「―――聞いた事がある。空での戦いになると例え軍用飛行艇でもメンフィルの竜騎士相手に敵わない事から、メンフィルの竜騎士達は”空の王者”の異名で呼ばれている。」
「ええっ!?軍用飛行艇でも敵わないの!?」
「幾ら竜を駆っているとはいえ、生身の”人”が近代兵器相手に勝つなんて、まさかとは思うけどメンフィルの竜騎士達って”光の剣匠”みたいな達人クラスの騎士だらけなのかしら?」
ガイウスの疑問に答えたシャロンの説明を聞いたエマは驚き、フィーの話を聞いたアリサは信じられない表情をし、セリーヌは疲れた表情で溜息を吐いた。
「ふふっ、わざわざ生身で正面から挑まずに軍用飛行艇を撃破する方法はいくらでもありますから、フィーさんが言っていた話は誇張された話ですよ。」
「まあ、少なくてもサフィナお姉様は当然として、最低でも”竜騎士軍団”の部隊長達は軍用飛行艇相手に生身で正面から挑んでも余裕で撃破できるけどね♪」
苦笑しながら答えたサフィナに続くように小悪魔な笑みを浮かべて答えたレンの答えを聞いたアリサ達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「ぶ、部隊長でも生身で軍用飛行艇相手に正面から挑んで撃破できるなんて……!」
「相当な猛者が揃っているんだろうね……」
トワは信じられない表情で呟き、ジョルジュは不安そうな表情で呟いた。
「サフィナ元帥閣下のファミリーネームにメンフィル皇家の家名である”マーシルン”の名がありましたが、まさか元帥閣下はメンフィル皇家の一員なのでしょうか?」
「ええ。”分家”にはなりますが、私もマーシル
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