第25話
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くふっ♪レンからすれば鬼や悪魔なんて、雑魚だもんね♪」
レーヴェは口元に笑みを浮かべ、プリネは呆れた表情で指摘し、苦笑しているツーヤの言葉に続くように無邪気な笑みを浮かべたエヴリーヌの言葉を聞いたその場にいる多くの者達は再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「んもう、みんなして酷いわね。―――それじゃあ次はセシリアお姉さんにお願いしてもいいかしら?」
「別に構いませんが……私よりもレン皇女殿下が先に自己紹介をすべきなのでは?レン皇女殿下は”参謀”なのですから。」
「ええっ!?さ、”参謀”!?」
「と言う事はまさかレン皇女殿下まで”特務部隊”の一員なのですか!?」
レンとセシリアの会話を聞いたエリオットは驚き、マキアスは信じられない表情でレンに訊ねた。
「やん♪セシリアお姉さんの自己紹介の時に驚かせようと思ってわざと黙っていたのに、アテが外れちゃったわね♪」
そして小悪魔な笑みを浮かべて答たレンの答えを聞いたその場にいる多くの者達は冷や汗をかいて脱力し
「わ、私達を驚かせる為だけにわざと黙っていたって……」
「悪趣味過ぎ。」
「ふふっ、レン皇女殿下はレグラムの時に続き、更なる”サプライズ”を私達に届けるつもりだったようですわね。」
「や〜い、そっちの思い通りにはならなくて、残念だったね〜。」
「口を謹んで下さい、ミリアムちゃん!」
「ハア………”殲滅天使”まで特務部隊の一員だなんて、あらゆる意味で不安になってきたわね……」
「”参謀”と言ったら、自軍を勝利させる為に色んな知恵を絞って、腹黒い事もする役割だろ?よりにもよって”殲滅天使”が”参謀”だなんて、”貴族派”もそうだが”革新派”も”あらゆる意味”で潰される事が確定したようなもんじゃねぇか……」
「ハハ……まさに”天職”と言ってもおかしくない役割だね。」
それぞれが脱力している中アリサとフィーはジト目でレンを見つめ、シャロンは苦笑し、勝ち誇った笑みを浮かべてレンを見つめて指摘したミリアムにクレア大尉は注意し、サラとトヴァル、オリヴァルト皇子はそれぞれ疲れた表情で呟いた。
「フフ………――――先程レン皇女殿下に軽くご紹介して頂いたセシリア・シルン将軍と申します。所属はメンフィル帝国軍シルヴァン皇帝親衛隊で、親衛隊を率いる将軍の一人を務めさせて頂いております。」
「ええっ!?しょ、”将軍”でしかも、現メンフィル皇帝の親衛隊を率いているなんて……!」
「”参謀”のレン皇女殿下を補佐すると言う事はセシリア将軍自身も相当な戦略家なのでしょうね。」
「レン皇女殿下。セシリア将軍は親衛隊を率いる将軍の一人と仰いましたが、他にもシルヴァン陛下の親衛隊を率いる将軍の方がいらっしゃ
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