『違』
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あれからもう
年月は
経ったけれど
いつまでも
離れない貴女
私の頭の片隅
常に居る貴女が
時々酷く怒ってる
ごめんねって
何回も繰り返す
裸足で走り続けて
傷まみれでいて
そんな時に
貴女に出逢ったよ
砂埃しか無かった
そんな景色に
貴女が色鮮やかな
感情もたらした
大人になりたいと
言い続けてた頃
大人とは何なのか
解らなかった頃
重過ぎる荷物
そろそろ此処に
棄てて良いのかな
夢の続きは
此処から在るかな
そう望んで
良いのかな?
貴男の蝋石
大事にしてた
今からは
貴女だけを
大事にしてく
そう決めたのに
どうだったんだろう
間違えたかな?
そう考え直すのも
既に間違いなのかな
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