ガンダムW
1756話
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然この景色から考えても、ホワイトスターという事も有り得ない。
SEED世界、ギアス世界、ネギま世界、マクロス世界、ナデシコ世界……といったように、今まで俺達が行った世界であるという可能性はあるが、一番高い可能性としては、やはり未知の世界といったところだろう。
それでもマブラヴ世界のように人類滅亡待ったなしといったような世界ではない辺り、まだしも救いだったか。
そうして歩いている内に、駅前に到着する。
こうして見る限りだと、日本なのは間違いない……と思う。
ただ、髪の色が結構派手な色の者が多いから、何か俺が知らない原作の世界という事で間違いない筈だ。
近くにあるファーストフード店に入って、ハンバーガーを購入してみる。
一応俺が持っていた金が使えたのを確認出来たから、日本で確定と。
……本来なら別の世界の日本円をこの世界で使うのは色々と不味いんだが……それでも、今は緊急事態だという事で何とかなるだろう。
ただ、ここが日本となると、活動資金をどうするかが問題だよな。
宝石の類を売るにも身分証が必要だし……W世界のように傭兵とかがいるような世界ならいいんだが。
もしくは、どこかの反社会的な組織に入り込んで、金を奪ってくるか。
そんな風に考え、情報収集をしている間に、やがて時間は過ぎて夜になる。
幸い俺は混沌精霊なので真冬でも寒さは気にならないが、それでも他の者の目から見れば色々と奇妙に映る訳で……現在俺はファミレスの中で食事をしながら買い集めていた本を読んでいた。
どうやらこの辺りは桐条グループとかいう財閥が主となって開発したらしいな。
そうして時間が経ち……店員からの目が鬱陶しくなり、一旦ファミレスを出る事にする。
支払いを済ませ、店から出ようとした時、不意に妙な感じがあった。
何だ?
その感じに周囲を見回すと、先程までレジを打っていた店員、夜食を食べていた会社員、騒いでいた集団……それら全てが、棺へと姿を変えていた。
「これは……何があったんだ?」
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