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転生とらぶる
ガンダムW
1756話
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どうなるのか……ちょっと楽しみではあるわね」
「私としては、バルジを実働班で戦力化出来ると楽なのだが」
「うん? コーネリア、ピースミリオンだったか? それはどうするんだ?」

 スレイの疑問に、コーネリアは難しそうな表情を浮かべて首を横に振る。

「基本的に高い戦闘力がない以上、母艦的な役割になるのだろう? ならば、それこそシャドウミラーの場合はニヴルヘイムがあれば十分だと思うが」

 そんな風に意見を交わしながらも、俺の影のゲートを使って転移する。
 到着したのは、当然のようにゲートを設置してある無人島。
 一瞬ゲートを警護しているメギロートや量産型W、シャドウがこちらに視線を向けてくるが、そこにいるのが俺だと判断すると、そのまま警備に戻っていく。
 そんな連中を尻目に、俺達はゲートの前に行く。

「さ、まずは凛と綾子の2人からね。……アクセルの持っているゲートが動かなかったんだから、これが人生初の世界間移動……いえ、違うわね。凛と綾子は第2魔法だっけ? それでこのW世界に来たんだもの。となると、魔術や魔法じゃなくて科学の力で世界を移動する事になるのね」
「……ええ」

 科学という事で、凛が緊張した表情を浮かべる。
 まぁ、科学を苦手としている凛であっても、自分で操作するのではないのなら、問題はない筈だ。

「いいわよ」
「行くわ」

 そして事実、ゲートでの転移は特に何も起こることなく完了する。
 それでも安堵の息を吐いた俺と綾子は、別におかしくはないだろう。
 本来なら全員が一気に転移するのだが……それでも今回は念には念を入れたといったところか。

「じゃ、あたしも行くから」

 そう告げ、綾子も転移していく。
 そうやって新メンバーの2人が転移し、何故かその流れで1人ずつ転移していく。

「全員で一気に転移すればいいだろうに」
「ま、何となくよ、何となく。凛と綾子をああいう風に転移させたんだから、それに習った方がいいでしょ?」

 ミナトが笑みと共にそう告げ、俺以外の全員が転移し終える。
 そうして最後に残った俺が量産型Wに転移するように頼み……転移フィールドが生成された瞬間、自分でもどのような理由かは分からないが、身体中に何か衝撃のようなものが走る。

「なっ!?」

 何故そんな事になったのかは、分からない。
 だがそれでも……咄嗟に量産型Wに転移装置を止めるように言おうとするも、ここまで来た状態では既に咄嗟に止める事も出来ない。
 そして気が付けば、俺の意識は転移フィールドの光によって染め上げられるのだった。





「ちょっと……なぁ、あんた。おいってば。こんな季節にこんな場所で寝たりしたら風邪を引くぜ?」
「ん……」

 聞こえてきた声
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