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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
月面ハイヴ攻略戦@
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ったが、第4世代相当となり、特殊任務もこなせる高機動スクワイエルとして大幅改良されている。
また火力支援型のガングートは当初より重装型として設計されており、主に支援攻撃を担当する機体である。

ちなみにエレミア星系における他の惑星軍における最新の第4世代相当の機体は、オルキスではジグレータMk4とロザイルMk3、アマティスではゼッツァーS4、デトロワではディオールU、ラファリエスではギーンベルンDが該当する。

「さて中隊各員、気持ち悪い宇宙生物退治の時間だ。だが決して無理はするなよ?普段の行いが悪い俺たちは死んでもエデン(天国)に行けるかもわからない。だったらせいぜい足掻き倒してヘルラス(地獄)の鬼どもを悔しがらせてやろうじゃないか?」
「「「「イエッサー!」」」」
そしてその時、
『CPよりマーカス中隊、進路確認、発進どうぞ!』
「マーカス01了解!・・・よし、中隊出るぞ!」
アムレード改級航空母艦エクバトールの艦載機発進口からは次から次へとタウロスVやシグナスV、ガングートVが飛び立つ。
そして艦の左右でそれぞれ中隊ごとに編隊を組み次第、月面へと向かっていく。

デュミナス軍の攻略担当区域はオルキス軍が担当しているオリジナルハイヴ周辺から北極方向に隣接した5つのハイヴだ。
遠征軍の機甲師団2個師団をそれぞれ1個師団毎で一か所づつ順に攻略にあたり、最後の一つは2つの師団から戦力抽出し、共同で当たる事になっている。
マーカス中隊を含むデュミナス軍部隊が月の周回軌道付近に達した際に、オリジナルハイヴを単独で潰したというオルキス軍のスクワイエル連隊とすれ違った。
気分が高揚しているのか、一部の部隊は大騒ぎをしながら帰投していった。

「あれは、何なのでしょう?・・・・・。」
お互い友好的に挨拶を交わして通り過ぎて行ったが、生真面目なミリーアはオルキス軍はよほど軍規が緩んでいると感じたようだった。
「ん?確かあっちに見える青い星、地球?だっかな、そこから来たというオルキス軍の傭兵部隊だったと思うが?」
「・・・・ずいぶんとハイテンションと思いましたが、正規軍じゃないなら仕方無いですね。」ミリーアが嫌悪感たっぷりに答える。
おや?さすがにマーカスは他軍との間に争いの種を作るのはマズイと考え、「まぁ敵の本拠地を攻略したんだから、そりゃ気分も高揚するだろうな。」とミリーアに言い聞かせるように言った。
「そういえば中尉どの、敵は本拠地を潰されると動きが鈍く単調になり、攻略しやすくなるというのは本当なのでしょうか?」・・・・だがミリーアは話題をかえてしまい、華麗にスルーされてしまった・・・。
「ああ・・・・・正確には本拠地に総司令官のような奴がいて、そいつを無力化したら、だな。」
一瞬やれやれという表情をしてマーカスが答え
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