伝説の序章
眠れる主---------- ???
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あれから数時間--------
太陽が西に沈みかかる--------
ジ「本当にこんなんで良いのか…?」
少し困惑しながら詩雨に問うジャックス。
詩「あぁ,間違いねぇ」
城跡の真上に手に乗せれる程の
鏡を器用に立てた。両面の鏡は太陽の
当たる方向を向いていた。
一体何をしようというのか…?
何が始まるのか…??
詩「観てろ」
2人は黙って鏡を観た。
−−−−すると−−−−
太陽から一筋の光が
鏡に向かって伸びている。
ロ「こりゃあ驚れぇた」
ジ「こっちからも!これは---…」
反対からも一筋の光が伸びている。
詩「これがanswer-コタエ-って理由-ワケ-だ」
太陽が下りると同時に
上ってくるもの…そう"月"だ
二つの明かりが一つになる。
グググググググッ
地面全体が大きく揺れる。
ジ「なっ何だ!?」
ロ「反応してらぁ,城跡の
お出ましのようだゼ!」
流石といった脚力でその場から
離れる一行,1人は脚を使わずに
浮いているが…
シーーーーーーン……………
さっきの揺れがなるで嘘のように
静かになった…
嵐の前の静けさの様
警戒なまま3人はその場所を見る。
しかしこれといって何も起こらない…
1人が口を開けた。
ロ「まさか,不発だったってこたぁ~…」
2人をチラッと見ながら言うロキ。
じっと考える詩雨。
そんな事は無いと…
すると,
今まで静かだったジャックスが
口を開いた。
ジ「まだ動いてる」
ロ「はぁ?何がだ」
足元を見るジャックスに問いかける。
ジ「聞こえた」
ロ「何が」
詩「……」
2人には何も聞こえてこない。
耳を澄ませても…うんともすんとも…
ジ(誰だ…誰なんだ…? この声は…!?)
???(我,アザトゥース 此処に有り)
ジ「…アザトゥース…?」
ハッとする2人。
おいおい嘘だろと冗談っぽく言うロキ。
ジャックスもパッと鏡を立ててあった
場所を見る。
汗が頬から顎にかけて滴り落ちる。
???(我の声聞こえゆる者,
我に何を望む?)
ジ「何を…」
放心状態になるジャックス。
ロ「おい!しっかりしろよ!!」
ロキはジャックスを方を揺さぶる。
詩(あいつは今アザトゥースって
言った。まさか,通じているのか??
剣があいつに?何を伝えようと…?)
−−謎が謎を呼んだ
−−−満月は音
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