ガンダムW
1755話
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いる。
それは本来の性格もあるのだろうが、育ってきた環境も大きく影響しているだろう。
元々はルリと同じく遺伝子を調整された生まれであり、ナデシコ世界で起きた騒動では俺達と敵対する組織に人間ではなく使い捨ての道具として認識されていたのだ。
だからこそ、そのラピスが我が儘を言ったというのであれば聞いてやりたい。
聞いてやりたいとは思うが……それでも、戦乱が終わったばかりのW世界というのは危険だ。
「アクセルがいるでしょ。もしこの世界の人達が何をしようとも、アクセルをどうにか出来るとは思わないんじゃない?」
近くで話を聞いていたシェリルの言葉に、他の面々も同意するように頷く。
こうなってしまえば、俺が何を言ったところで無駄だろう。
実際問題、俺を含めてシャドウミラーのメンバーは誰も彼もがこの世界では圧倒的なまでの実力を持っているのは間違いないのだから。
もしこちらに攻撃をしてこようとする者がいても、それこそ何かをされる前にどうにか出来るというのは間違いない。
「分かった、降参だ。じゃあ、行くか。……ああ、凛の方はどうする?」
「そうね、取りあえずハワードに艦長代理をさせておくわ」
原作でもハワードが艦長をしていたんだから、それでもおかしくはないか。
俺が頷くと、凛はすぐにブリッジに通信を送り……そして俺達は再び地球に向かうのだった。
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