暁 〜小説投稿サイト〜
グランドソード〜巨剣使いの青年〜
最終章
1節―超常決戦―
森羅万象と百合の花
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
らず、妖精よ。“我が世界神がソウヤに負けることはありません”」
「――――」

 勝てない。
 そう言い切ったのか、目の前の天使は。

 ―そんな訳、ないです……!

 勝てないのならば、彼の今までは何だったのか。
 彼の想いは何だったのか。
 彼の願いは何だったのか。
 彼の宿命は何だったのか。
 彼の背負った呪いは何だったのか。

「だって――」

 死んでいった人々は、取り残された人々は、戦い続けた人々は、一体何のために……!

「――遊戯ですもの」

 その笑みに、ヒトカケラの“慈しみ”は無かった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ