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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
79汚染され感染していた二人
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「逃げましょう、カズマ」
即断即決。女には標準で装備されている打算上皿天秤が作動して、一瞬で脳の中の殺し合いのスイッチもガッツリとオフ。
紅魔族の公民館爆破と同級生先輩後輩の殺人未遂?の罪で連行される前に、自分専用カズマを連れて逃げる決心をしためぐみん。
里に忘れ物を取りに帰って捕まり、牢屋に入るような無様な真似はしない、狡猾な子だった。
「に、逃げるのか? 最果ての街まで逃げて落ちぶれて、名前まで変えて逃げて、手配書の人相書きを見ても分からないぐらい、顔が歪んで最低のクズになって、髪の毛を切られて男の冒険者の振りまでさせられて、酒浸りの日を送って体も売らされて、立ちんぼで売春させられるのだな?(ビクンビクン)」
当初の目的を思い出したのか、殺戮のスイッチがキッチリとオフになって、今後最低の生活をさせられて、カズマの命令で体まで売らされて、それも屋内じゃなくて路地の奥とか公園の茂みの奥や公衆便所で立ちバック、文字通り公衆便所になって他人にも覗かれながら、夫に目の前で犯されるのを見られながら中にもタップリ出されて精液便器にされて、ほんの小銭を受け取って、その稼ぎすらカズマに奪われて酒代に消える。
そんな夢のような?未来図を思い描いて、バラ色の笑顔になってビクンビクンする変態姫騎士さん。
「さあ、急ぎましょう、カズマ」
紅魔族から追手が掛かる前に、天使が役立たずになったのを知られる前に逃走しようとしためぐみん。
もちろん赤いアクアは見捨てて、何なら紅魔族で治療魔法を使うホイミスライムとして生涯を送らせ、限界村落の地域医療に携わらせる気でいた。
秋田か青森か「とうほぐ」の無医村になったクズ村落に行って、人間を観察して比較する分野にも興味があった医者も、村長派閥と地主派閥の戦争に嫌気が差して数ヶ月以内で裸足で逃げ出したが、そんな場所でも逃げられないし、女神なので寿命でも死ねない。
今まで散々世話?になったセラフ5すら平気で見捨てて、とっとと立ち去ろうとする二人。ついさっきまで殺し合っていた女同士とは思えなかった。
「ああ〜、セラフ5〜〜!」
カズマは倒れて泣いている女の子を見捨てられず声を掛けたが、二人に引きずられて連行された。
「テレポート!」
めぐみんは偶然、魔法システムが全停止する前に転移魔法で消え、今までに自分が行った一番の僻地、畑と川と果樹園が少し残された、サッキュバスすら消えた山奥の巣、魔族領の巣跡の空き地でクソBBBBBAが少々残っている場所に転移した。
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