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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
473部分:第三十八話 袁術、劉備達と会うのことその五
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第三十八話 袁術、劉備達と会うのことその五

「そうされるのですね」
「その通りじゃ。折角わらわを頼ってきたのじゃ」
 それは当然だと。胸を張って話す袁術だった。
「だからじゃ。それはそれでよい」
「はい、ならそれでいいです」
 張勲もそれはいいとした。
「ではあの人達もこれから」
「うむ、来るのじゃな」
「はい、すぐに」
 こうしてだった。何人か来た。まずはだった。
「激ヤバじゃないか、こんなことになるなんて」
「一体何がやばいのかしら」
「さあ」
 白い顔に毛髪のない頭である。青い化粧を少ししている。黄色を主として白もある服を着ている。この男が言っているのを聞いてだ。楽就と紀霊が言い合うのだった。
「何かよくわからないわね」
「いつものことだけれど」
「このままじゃ全てが終わってしまう」
 男はまだ言うのだった。
「激ヤバだ!どうしたらいいんだ!」
「こ奴はまたなのか」
 袁術もその彼を見て呆れ顔であった。
「全く。何なのじゃ」
「相変わらずよくわからない人ですよね」
 張勲こう言う。
「ターションマオさんでしたね」
「呼び名は我が国の名前じゃな」
「はい、それは」
「しかしこんな奴知らんしな」
「ですからあちらの世界からの人ですから」
「ううむ、変な奴ばかりのようじゃな」
「美羽様と同じく」
 さりげなく毒を吐く張勲だった。しかもにこにことしながらだ。そうしてそのうえでだ。騒ぐターションマオをそのままにしてまた来たのだった。
 今度は青緑の髪に白い服の幼女にハンマーを持った男の子だった。それに太った小男と小柄な老人である。そういった面々であった。
「お尻ぶりぶり!胸ぼいんぼいん!」
「新曲だな、眠兎」
「そうだよ、乱童」
 幼女と男の子がこうやり取りをしていた。
「私が考えた曲」
「いい曲だよな」
「そうだね」
 もう一人いた。青い服にダークブラウンの髪を立たせた少年だ。ズボンはライトグレーである。白いマフラーが目立っている。
 その少年は乱童と眠兎にだ。笑顔で言うのだった。
「歌いやすそうだね」
「そういえばアルフレドって」
「最近お空飛んでる?」
「ああ、勿論だよ」
 その少年アルフレドは笑顔で頷くのだった。
「やっぱり空はいいよね」
「そうそう。おいら達に止められるのは」
「何もないから」
「しかし何故じゃ?」
「全くでしゅ」
 老人と太った男がいぶかしむ声を出した。
「この連中は普通に空を飛べるが」
「全く以て謎でしゅ」
「いや、十兵衛さんチンさん」
 アルフレドはその山田十兵衛とチン=シンザンに話す。
「それはコツがありまして」
「コツで飛べるのじゃな」
「私も飛べるでしゅか」
「多分」
 アルフレドはチンのその肥満
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