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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic40新暦76年:機動六課、解散〜See you again〜
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。わたしね、局にわたしの部隊を造るの。だから・・・わたしの副官になって」



EpisodeW:Desine fata deum flecti spectare precando….Fin



・―・―・次章予告・―・―・

ベルカの騎士たちよ、今こそ立ち上がれ。

「おい、また管理局が不祥事を起こしてるぜ」

「3年前のプライソン戦役。あれも本局の幹部連中が悪かったんでしょ?」

「その点、聖王教会の騎士団には不祥事なんて1つもないからな」

「騎士様の実力も、局の武装隊よりはるかに上なんでしょ?」

「どうせなら、騎士団に守ってもらいたいもんだぜ」

度重なる不祥事によって、管理局への風当たりが強くなる昨今。市民たちの思いは徐々に、聖王教会騎士団の応援へとシフトしていく。

「今こそ! 今こそ我ら教会騎士団が、管理世界の秩序を守護するべきではなかろうか!」

「よしなさい。管理局と聖王教会は、共に尊重し合ってこその組織。どちらかが潰れれば、それこそ管理世界の秩序は失われる」

「今こそ古き良き、誇りあるベルカを再誕させるのだ!」

「クーデターでも起こす気ですか!?」

「あなたはザンクト・オルフェンの統治者に相応しくない!」

「愚昧なる管理局に代わり、我ら真ベルカ騎士団が、ザンクト・オルフェンを守り、ミッドチルダを護る!」

ベルカ自治領ザンクト・オルフェンを統治する評議会内で起きる亀裂。そして、それは起こった。一部の騎士たちによる反乱である。

「まさか、自分たちの故郷に進攻することになるとは思いもしなかった。ねえ、ルシル?」

「俺の故郷はフェティギアであって、ザンクト・オルフェンじゃないんだが・・・。とにかく、乗っ取られたザンクト・オルフェンを解放し、捕らわれている人質を無事に救出する。そして・・・」

「プラダマンテ、キュンナ・・・、2人の大馬鹿。クーデター軍は、パラディンを含めた強大な戦力よ! 心して掛かれ! 時空管理局本局・特務零課・特殊機動戦闘騎隊、出撃!」

ザンクト・オルフェンとミッドチルダ領土の境界線上に、古代・近代問わぬベルカ式を扱う戦闘技能に特化した騎士だけで構成された武装隊、特殊機動戦闘騎隊の隊長イリスと副隊長ルシリオン、以下数名のメンバーが並んでいる。見据えるのは遥か遠くの聖王教会本部。そこに、彼らは居た。

「あなたを愛する家族の1人として、本局医務官として・・・進言するわ。・・・ルシル君。長く生きたかったらもうこれ以上戦っちゃダメ。だから・・・配置換えなんて温い話じゃない。管理局を辞めて隠居なさい」


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