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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic40新暦76年:機動六課、解散〜See you again〜
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が居るから〜! 安心して全力全開の手加減なしで戦って良いわよ〜?」
模擬戦の邪魔にならへんように離れたところで、シャマルが大手を振ってそう伝えると、「はーい!」なのはちゃん達が手を挙げて応えた。
「それでは! 機動六課卒業記念の模擬戦を始めます!」
部隊長やった私が試合開始の号令を下す役を貰った。右腕を掲げる。この手を降ろしたら、最後の模擬戦の始まりや。
「隊長陣VSフォワード! スタンバイ!」
一斉に構えを取るみんなの姿を目に焼き付ける。いつかまた、その日が来るかも判らへんけど、このメンバーで一緒に働きたいな。私はフォルセティとヴィヴィオに小さく「一緒にな♪」ってウィンク。2人はニコニコして頷いて、私を真似て右腕を上げた。
「レディー・・・! せぇーの」
「「「ゴー♪」」」
3人一緒に腕を振り降ろした。瞬間、シグナムとヴィータが突撃して、エリオとスバルが迎え撃った。一切の遠慮なしな魔法攻撃が縦横無尽に駆け巡り続ける。流れ弾の心配はまずないやろうけど、あったとしてもルシル君とザフィーラとシャマル、それにアインスが居てくれるからな、不安は無いわ。
「ハロハロー♪ 六課最後の模擬戦かぁ、派手にやってるね〜」
背後から声を掛けられた。声の主を見ぃひんでも誰かは判る。振り返りながら「そうやろ? シャルちゃん」って名前を呼んだ。振り向いた先には、教会騎士団の団服やなくて、局の制服を着てるシャルちゃんが居った。
「こんにちは、フォルセティ、ヴィヴィオ♪」
「「こんにちは、シャルさん!」」
屈んだシャルちゃんが両手の平を前に翳すと、フォルセティとヴィヴィオが2人揃ってハイタッチした。満足そうに笑みを浮かべたシャルちゃんは立ち上りながら、「調子はどう? アインス」に声を掛けた。
「ああ。再びこの世界に生まれてから常に万全の状態だよ。ルシルには本当に感謝している。単独で彼女たち隊長陣と渡り合えるだけの戦闘力保有というおまけ付きだ。大切な人たちを護ることが出来る。本当に・・・感謝しているよ」
そう言うたアインスがルシル君の頭を撫でた。今のルシル君は本来の身長で、アインスより低いからまぁ撫でやすい位置に頭があるわけや。それを見たシャルちゃんが「ルシル。ギュってしていい?」ってハグしようとした。
「却下。というか、今日はどうしたんだ? 団服ではなく制服なんて、今の君には珍しい格好じゃないか」
「でしょ? 今日のわたしの話の内容からして教会騎士じゃなくて、管理局員として居た方が良いかな〜、なんて」
シャルちゃんが休職中の局員として制服を着てやって来た。それは一体なにを意味するものなんやろう。背後から爆発音と振動が轟く中、シャルちゃんはルシル君に右手を差し出した。
「ルシル
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