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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic40新暦76年:機動六課、解散〜See you again〜
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さて。フォワード4人、1年間の訓練と任務、よく頑張りました。本当にお疲れ様」

「この1年、あたしはお前らを叱ってばっかで、あんまし褒めてやったことはなかったが。・・・お前ら、どこへやっても恥ずかしくねぇほどに本当に強くなった。胸を張れ」

「うん。辛い訓練、きつい状況、困難な任務。けれど一生懸命頑張って、最後まで諦めることなく、相手にも自分にも負けずにクリアしてくれた。みんな、本当に強くなった。みんなはもう、立派なストライカーだよ」

なのはちゃんがそう伝えると、フォワードの子たちが泣き出してもうた。ヴィータもここまで長い教官経験も無かったせいかな、感慨深くなって「泣くんじゃねぇ、みっともねぇ・・・!」なんて言いながらも自分も泣いてる。私もつられて泣きそうになるわ〜。

「感極まっちゃって泣きそうになっちゃうけど、今日はせっかくの卒業、そしてみんなの新しい門出! 桜吹雪が私たちの旅立ちを祝福してくれてる。だから湿っぽいのは無しにしよう!」

「・・・だな! お前ら! 自分の相棒、連れて来てるだろうな!」

なのはちゃんとヴィータがデバイスを取り出すと、フォワードの子たちはすぐに察して「はいっ!」と元気のええ返事と共にデバイスを取り出した。シグナムも早速“レヴァンティン”を起動してる中で、「え? え?」フェイトちゃんだけが混乱してた。

「機動六課の解散&卒業記念! 全力全開の手加減なし! 最後の模擬戦をやるよ!」

なのはちゃんのその一言でフェイトちゃんがとうとう「えええーーーーっ!?」って叫んだ。

「全力全開!? 手加減なし!? そんなの聞いてないよ!」

「本来はアリシアがお前に伝えるはずだったのだが・・・」

シグナムにそう言われたフェイトちゃんがアリシアちゃんをジロリと見ると、「言い忘れたんじゃないよ? 心配性のフェイトに先に言っちゃうと反対するでしょ」って、悪びれもせずに黙ってたことに対しての言い分を伝えた。

「だって〜・・・」

「これも思い出だ、やらせてやろう」

「フェイト。スバル達はやる気がある。何よりフォワードは強くなった、君も理解している通り。こうして模擬戦を行うことももう無いかもしれない。だったら受け止めてやれ、フェイト。彼女たちの全力全開を」

「・・・シグナム、ルシル」

「フェイトさん、一槍お願いします!」

「私たち、頑張って勝ちますから!」

「エリオ、キャロ・・・もう。判った。バルディッシュ!」

頭を抱えながらもフェイトちゃんも模擬戦を納得して、“バルディッシュ”を起動して真・ソニックフォームへと変身した。なのはちゃん達もデバイスの起動と防護服への変身を終えて、スタンバイ完了や。

「みんな〜! 怪我を負っても私とアイリちゃん、ルシル君
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