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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic40新暦76年:機動六課、解散〜See you again〜
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まりにも危険なものでした。機動六課は若手や新人が多い。そのような不安も懸念も、今こうして解散の日を誰1人として欠けることなく無事に迎えたことで、それらがただの杞憂であったことが証明されました。この1年間を乗り越えることが出来た皆さんは、どの部隊へ行っても大丈夫でしょう。調査官としての任務第一号が、この機動六課で良かったと思います。ありがとう!」
こうして私の、私たちの機動六課は終わった。解散式も終わって、それぞれ仲の良い友達や同僚と談笑してる光景を微笑ましく眺めながら、私たちは廊下を歩く。目指すのは海上シミュレータや。
「じゃあフォワードのみんなを誘って来るね♪」
「では私は、フォルセティとヴィヴィオを迎えに行ってきます」
「はーい♪」
なのはちゃんとアインスが一旦離脱したところで、「二次会前に前線メンバー全員が、練習場に集合って・・・。何をするの?」って、フェイトちゃんが人差し指を顎に当てた。私たちみんなは、これから何をするかって知ってるし、フェイトちゃんにもその話が行ってるはずなんやけど・・・。チラッとアリシアちゃんを見ると、「着いてのお楽しみ〜♪」ってフェイトちゃんの手を引いてどんどん先に行く。
(言い忘れてたな、あれは・・・)
みんなと顔を合わせて苦笑する。それから到着した海上シミュレータでなのはちゃん達が来るのを待って、「ねえ、みんな。本当に何をするの・・・?」って困惑するフェイトちゃんと、「思い出作りだってば〜♪」アリシアちゃんのやり取りを微笑ましく眺める。
「お待たせ〜!」
「お待たせしました」
「フェイトママ〜!」
「ママ〜、パパ〜!」
ヴィヴィオはなのはちゃんの側からフェイトちゃんの元へ、フォルセティはアインスから私とルシル君の元へと駆けて来た。私はしゃがみ込んで「フォルセティ〜♪」を抱き止めて立ち上がって、ルシル君が頭を撫でた。フェイトちゃんとアリシアちゃんもヴィヴィオと手を繋いだ。
「なのはちゃん、お願いな〜」
「は〜い!」
なのはちゃんは手元にモニターを展開して、キーを打ってシミュレータを操作。なんもあらへんかったシミュレータ上に満開の桜が何十本と周囲に咲き誇った。フォワードやフォルセティにヴィヴィオが「わあー♪」桜の木々を仰ぎ見ながら歓声を上げた。
「私やなのはちゃん、それにすずかちゃんやアリサちゃんの故郷の花、桜や」
「お別れと始まりの季節に付き物の花なんだよ」
季節は春やし4月、さらには今日で解散や。桜ほど今の私たちに相応しい花はあらへん。みんなで舞い散る花弁を堪能してると、ヴィータが「よし、フォワード一同、整列!」フォワードに指示を出した。なのはちゃんやヴィータと向かい合うように整列するフォワードを側で見守る。
「
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