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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic40新暦76年:機動六課、解散〜See you again〜
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一度、エリオとキャロに学校に通わないかどうか訊いてみた。どこの魔法学校だっていいし、ヴィヴィオやフォルセティの通うことになったStヒルデ魔法学院だったら嬉しいな〜って。学年は違うけど、ヴィヴィオ達の側にエリオ達が居ると思えば本当に安心できるから。でも2人は丁重に通学を断った。

「キャロは前所属の自然保護隊への復帰、エリオは転属ね。武装隊とか捜査官とかに比べれば危なくはないかしら・・・?」

「自然保護隊員は密漁者の摘発が一番の危険だと思うけど、エリオとキャロならたぶん、大丈夫なはずだよ」

「ああ。最近のエリオの技のキレも大したものだからな。並の魔導師では相手にならんだろう」

シグナムはよくエリオと空いた時間に、木製と剣と棒を使っての訓練をしてる。この前、エリオがシグナムから良い一撃を放てた、そう褒めてもらえたって喜んでたし。シグナムのお墨付きなら心配はあんまり要らないね。

「スバルはどこだっけ?」

「特別救助隊だよ。スカウトでね」

アリシアの問いになのはがそう答えると、「すごいじゃないか」ってルシルが驚きを見せた。特別救助隊、通称レスキューは、災害担当部署に所属する局員の誰もが憧れる銀制服を着られる唯一の隊だ。本来は自ら志願して、厳しい試験の元で入隊者を決定するから、スカウトされるのは本当に稀だったりする。

「しかし、ティアナとはここで進路が別々か。彼女は確か・・・」

「私の補佐をしてもらうことになったよ」

私がティアナをスカウトした。シャーリーは事務や渉外を主として、アリシアはシャーリーの護衛や私の後衛サポートを任せている。これまではそれだけで十分だったし、これからもやっていけると思う。でも、ティアナの夢を理解している今、あの子の力になってあげたかった。

「わたしの後輩ってわけ♪ しかもすごいんだよ、ティアナ。考査試験を満点で合格! いや〜、優秀な後輩が出来るのは嬉しいね♪ わたしとティアナでガンナーズみたいな〜」

「おい、大変だぞ、アリシア。君より優秀なティアナがフェイトの補佐に就けば、君の立場が辛くなる」

「ルシル、ひっど〜い! わたしだってまだまだティアナより強いし、仕事だって出来るも〜ん!」

アリシアとルシルがわいわい騒ぐ。私は「大丈夫。アリシアにはいつも助けられてるよ♪」ってアリシアの頭を撫でた。

「ちょっ! フェイト、わたしの方がお姉さんなんだからね! もう!」

ぷんぷん頬を膨らませて怒るアリシア。でもね、アリシア。そんなジタバタしてるとやっぱり子供みたいだよ。

†††Sideフェイト⇒なのは†††

「フォワードの進路は決定したが、君たちは元の所属に戻るのか? 昇進・昇格、栄転などは?」

ルシル君のその問いに、「ルシル、お前はどう
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