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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第627話(18禁)】
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 夜八時、天を仰ぎ、夜空を眺めながら露天風呂に浸るヒルト。

 混浴と聞いているが実質貸切状態、一夏が上がった後は皆も入っただろうと勝手に結論つけて一人満喫している。

 もちろん街への被害を考えたらと思う人も居るかもしれない。

 だからといってヒルトに出来ることはもう何もない、それに……休める時に身体を休め、心をリフレッシュさせるのも重要な事。

 そんな時だった、脱衣場から声が聞こえてきたのは。


「わあっ! 織斑先生、貸切りですよ貸切り!」

「落ち着け真耶。 我々しか居ないのだから貸切りは当たり前だ」


 声の主は織斑千冬と山田真耶だった。

 だがヒルトは慌てない――というか混浴なのだ、堂々としてれば良いのだ。

 そう思っていると声が近づいてくる、そして――止まる足音。

 きょとんとした二人の表情、だが徐々に、徐々に顔が赤くなり始めた。

 一方でヒルト、教師二人の見事な肢体に唖然としていた。


「あ、あああああ、あああありさかくくくくくん!?」


 声にならない声をあげる真耶、千冬は赤い表情のまま静かに湯船にその肢体を隠す、そしていきなり日本酒の熱燗を一気飲みした。

 その飲みっぷりの見事な事――だが千冬本人は明らかにテンパっていた。

 真耶も千冬に続き、湯船にその肢体を隠す――。


「あ、あ、有坂くんもこの時間に入ってたんですね!? て、てっきり織斑くんと入ってるものかと!?」

「あ……いや、織斑先生の前で言うのもアレですけど、あいつと一緒に入ったら延々とくだらない親父ギャグをいい続けますからね」

「そ、そ、そうなんですね!? あ、あはは、あははは……」


 明らかに真耶は動揺している一方でヒルトは気にせず湯船を楽しむ。

 だが問題は千冬だった、明らかにハイペースで飲むその姿に真耶は心配になり――。


「あ、あの、織斑先生……?」

「はっはっはっ、何だ?」

「い、いえ……些かペースが早い気がするんですけど……?」

「そんなことはないぞぅ? おい、ヒルト、此方に来て酒を注げ」

「え? ……まあ、構わないんですけど……」


 近づくヒルト、真耶は腕で胸を隠すのだが――。


「真耶、ここは混浴だ。 身体を隠すのはヒルトに失礼だろぅ? 堂々とそのメロンをヒルトに見せるんだぞう?」


 明らかに目が座っていた千冬、観念したように真耶は隠していた胸をさらけ出す。

 明らかに箒や未来を越えるその爆乳、何を食べたらそんなに育つのかが疑問になった。

 取り敢えず隣に移動したヒルト――酒を注げと言っていたのにもう既に自分で注いで飲んでいた。


「はっはっはっ、おいヒルト。
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