第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change2:冥界へ〜Tried upset〜
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」
「なんだこれは!?」
車両が消え俺たちは地上へと落下していった。
―○●●●●○―
「さて、イッセーはこれでいいか…」
「こっちもみんな寝ているから大丈夫だよ!!」
「こちらも大丈夫じゃ。皆よう寝ておる」
さて、突然列車から落とされ岩の崖が幾重にもある渓谷に落ちた俺たちだが…まあ俺とテュール、羽衣は何が起きたのか把握している。
まあ。俺はリアス部長とアザゼル先生の話を聞いた…いや正確には盗み聞きしたほうが正しいか。
「まったく…あの堕天使の総督の考えは突拍子もないことを思いつくのう。まさかいきなりイッセーたち眷属悪魔や妾たちを試そうなどと」
「まったくだよ…特にギャスパーやアーシアさんあたりが怖がりそうなのにね」
そう、あの総督は冥界に入る直前でイッセーたちと俺たちを図ろうとしていた。
まあ、提案を受けたリアス部長は最初に断っていたが、あの総督の口車に大きく乗せられて了承したからな。
まあ、さすがに緊張が抜けたイッセーたちをいきなり戦わせるわけにはいかない。
実際そこのところ修行しなければならないがイッセーたちにはまだ早い。
さて…
『グオァァァァァァァァァァァ!!』
「出てきたのう。五大龍王」
「わーあ…結構大きいね」
怪獣のような大きな雄たけびの中渓谷の間から大きな紫色の鱗と金色の二本角の二足歩行のドラゴンが現れた。
『………?……』
目の前のドラゴンが困惑したかのような言動をとる。
まあ、今ドラゴンの目の前にいるのは俺たち三人であり肝心のイッセー達はいないからな。
だが俺たちには関係ない。
「さて、今の俺たちがこれを相手にどこまでいけるかやってみるか…。準備はいいか二人とも?」
「準備オーケーだよ!!初リハビリ戦、頑張るよぉ!!」
自身の機械義手を戦闘形態にして雷を全身から放出するテュール。
「妾もよいぞ。さてこの龍に舞を見せるかのう」
舞うように仮面と扇子を出現させ九本の尻尾を生やし黒い朧なオーラを出す羽衣。
俺もアサルトライフル『R-201カービン』を持ちフェイスマスクを前面に出しジャンプキットを起動させる。
「では行くぞ!!」
「了解!!」
「よかろう」
『ゴァァァァァァァ!!』
目の前のドラゴンもこちらの雰囲気を察したか戦闘態勢に入った。
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