第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
Change2:冥界へ〜Tried upset〜
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あとは小猫とガブリエルと俺だけなのだが……。
「どうしました?小猫さん」
「大丈夫か…?」
小猫の元気が無いのだ。最近こんな調子で、上の空になっていることが多い。
「…… 大丈夫です」
その一言だけを答えて、小猫は列車に入っていった。
イッセーやほかの皆も声をかけているがなかなか原因を言ってくれない。
正直明日から修行があるのだが大丈夫だろうか?
まあ、小猫から言ってくれるのを待つしかないか。
「あ、あの……」
「ん?どうしたんだガブリエル」
「わ、私こういうの初めてなのでそのぉ〜」
成程…悪魔のルートでしかも冥界に行くのはあまりないから緊張しているのか。
なら…。
「ほら、いくぞ」
俺はガブリエルの右手をつなぎ誘導する。
「は、はひっ!?」
「どうかしたか?」
「な、なんでもありません…い、行きましょう…///」
ガブリエルがなぜか顔を赤くしていたが俺は気にせず、そのままガブリエルを引き連れて列車に乗った。
―○●●●●○―
列車の汽笛が鳴り発射の合図が出る。
列車に入ってみてわかったことだが、内装がかなり豪華だったまるで一泊数十万はくだらないホテルのような内装でしかもバーカウンターや4K対応液晶テレビ、様々な娯楽があった。
まあ、貴族というぐらいなら当然の内装だろう…。
―――。
『あら…どうしたの?急に考え込んで…』
いや…何でもない。ただちょっとな…。
『そうならいいのだけれど?』
まあ正直貴族に対して少し思うところが俺にはあるが、今はいいだろう。
とりあえずリアス部長は列車の一番前の車両に座っていて、眷属であるイッセーたち、そして俺を含めた観光と用事もち合わせた四人そしてアザゼルは中央から一両後ろの車両にいる。
まあ、一応悪魔としての仕来りやルールがあるらしい。
俺たち四人とアザゼルは悪魔ではないので当然の待遇だろう。
それにしても……。
「そうですね…イッセー君の場合、主への性的接触で罰せられるかもしれませんわね」
「なんですと!?」
「ですが眷属同士のスキンシップなら問題ありませんわ」
「ちょっ…朱乃さん!?なんで俺の膝の上に!!!」
「ほらぁ〜もっとスカート中に手を入れてくださいな」
「『もっとスカート中に手を入れてくださいな』素敵な言葉があったのかーー!!!」
「もっと奥に・・・・」
朱乃さんがイッセーの手を自身のスカートの中に誘導する。
「イッセーさんが変態さんになってしまいます・・・・」
するとそれを阻止するかのようないアーシアがイッセーの腕を
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