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IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。
少女編
「私(わたくし)は、愛されない。」
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向かしてやる。
まずは、ティアナにクラウディアの様子が知りたいからと一週間に一度連絡を取るようにしていたのを、2日に一回にした。
今では、クラウディアの様子よりもティアナの小鳥のような声が楽しげにさえずりガーネットのようなその紅い髪が楽しげに揺れ、エメラルドのような緑色の目が、煌めくのを見るのが好きになった。
次に、姉上や、クラウディア、他の友達に頼み今日のお茶会を計画して貰った。
皇帝になるのは、最初は、姉上を取り戻すためだった。
でも、ティアナを見ていたら、ティアナを手に入れる為にも皇帝に成らなくては、いけないと思った。
ティアナは、公爵令嬢。俺は、帝国騎士の息子、寵妃の弟。
並び立つ為には、努力しなければ。
こんな、身分差は、いらない。
好きなのに想いを伝えられない何て嫌だ。
子供なのが悔しい。
クラウディアは、子供だからこそ時間がたくさんあると言った。
でも、それでは遅い。
俺は、ティアナが欲しい。
だから、出来る限り努力する。
ティアナは、
(わたくし)は、愛されない。」
と前に悲しそうに言った。
その後、用事が入りうやむやになっていたけれど、俺は、ティアナを幸せにしたい。
そんな事、思い出させないぐらい愛したい。
だから、銀河を手に入れる。
でも、今は、このお茶会を楽しもう。
いろいろと聞きたい事もあるしな。

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