暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0091話『二日目の浴衣祭り』
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
いきましょう……」
「ああ……」

それですぐにその場を退散したのであった。
背後で微笑ましい表情の住民の方々がいたけどこの際気にしないでいこう。
それから色々と艦娘達がやっているお店を巡りながら楽しんだ私と叢雲。
最後に艦娘音頭が始まるというので、

「叢雲。一緒に踊りに行くか……?」
「いいんじゃない? いきましょう」

それで叢雲と一緒に会場へと向かうと、

「あ! 司令官に叢雲ちゃん。いらっしゃい!」

そこでは赤い法被を着たお祭りmodeの吹雪がいて私達を歓迎してくれた。

「吹雪もうまい具合に溶け込んでいるな」
「はい! とても楽しいです!」

元気にはしゃぐ吹雪の姿を見て和む私と叢雲。

「楽しそうでなによりだわ。私達も一緒に踊らさせてもらうけど構わないわよね?」
「叢雲ちゃん! それに司令官もぜひ踊っていってください!」

そしてちょうどよく始まる艦娘音頭。
見れば中心で深雪が太鼓を叩いている光景が映って似合っているなぁと思ったり。
「そいやッと!」という掛け声とともに太鼓を叩いているので楽しそうだ。
それで私達も踊りをしながらも艦娘音頭を楽しませてもらうのであった。

「こんな楽しみ方もいいものね」
「そうだな叢雲」

叢雲はここ一番の笑顔を私に向けて来てくれた。
楽しんでいるようでよかった。
こうして叢雲と廻った一日は終わりを告げていくのであった。



[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ