ガンダムW
1749話
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が、思ったよりもさっぱりとしているな。
いやまぁ、ここで負けを認めないで変に騒がれるよりはそっちの方がいいのだが。
「ああ、そうだ。あの機体はメギロート。シャドウミラーの主力機だ。……そうだな、お前にも分かりやすく説明するのなら、MDの数世代…いや、それよりも更に進化した無人機だよ」
勿論MDにもいいところはある。
全ての面で完璧にメギロートが勝っているとは、とても言えない。
だがそれでも、総合的に見れば性能としてはメギロートの方が圧倒的だろう。
そもそもの話、MDは数機、もしくは十数機に1機の指揮官機――有人機――が必要となる。
その辺りの能力差を考えれば、メギロートの圧勝だろう。
「その……あの小さいのもシャドウミラーの無人機か?」
どこか恐る恐るといったように聞いてきたゼクスの視線の先にいたのは……バッタだった。
いやまぁ、バッタも無人機である程度の戦闘力を持っているのは間違いないんだけどな。
だが、基本的には作業用の機体だ。
MSにはまず勝てないだろうが、生身の人間の兵士を相手にした場合には何とか優位に立てる……といった程度の。
「そうだ。……ただ、一応言っておくが、別にシャドウミラーの機体はああいう人型ではない代物ばかりという訳ではないぞ。まぁ、無人機ならそんな感じだが」
「そ、そうなのか」
動揺した様子のゼクスというのは、何気に結構珍しいと思う。
そんな事を考えながら、ふと都合がいい事に気が付く。
バッタに命令して、ゼクスを連合軍に連れていって貰おうと。
そんな考えの下、俺はバッタを呼び寄せるのだった。
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