少女編
桃の花と私(わたくし)の心友は。
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私の心友はクラウディア・フォン・ミューゼル。
6歳の頃からの8年間の付き合いですわね。
私の心友は天才ですわ!
狸ジジイ共をバタッタバタッと斬り倒していくほど、元気でカッコ良いですわね。
同時に甘えん坊であり、頼れるお姉さんでも有りますわ。
彼女の家族は、父のセバスティアン・フォン・ミューゼル。亡母のクラリベル・フォン・ミューゼル。
姉のアンネローゼ・フォン・グリューネワルト。双子の兄のラインハルト・フォン・ミューゼル。ですわ。
あら、私の名前を言っていませんでしたわね。
私は、ティアナ・フォン・カタリナ。
カタリナ公爵家公爵令嬢ですわ。
私の領地は、4年間でとても豊かな銀河帝国一素晴らしい領地と言われるようになりましたの♪
ねっ♪クラウディアは、凄いでしょう!
彼女の父のセバスティアン様は、フェザーンでやり手の商人。
姉は、皇帝陛下の寵妃。
兄は、幼年学校の首席。
これだけ見ると超人というか完璧というか。
まあ、とにかく凄いでしょう!
でも、彼女の父は、家族思いの優しいお父さん。
姉は、お菓子作りとピアノの得意な綺麗なお姉さん。
兄は、喧嘩好きだけど、心を許した人には、とても優しいお兄さん。
ラインハルトは、私の友達の一人であり、クラウディアを愛でる会を一緒に設立した同志でも有りますの。
ほんと、ミューゼル家は、年々美しくなっていっている気がしますわ。
悔しいぐらいに。
そういえば、ラインハルトから、誕生日に花が贈られましたわ。
ちなみに贈って来た花は、桃の花。
クラウディアに言ったら、無言でラインハルトに電話をかけ小一時間ほど問い詰めてそのあと、何故か、私は、クラウディアに頭を撫でられましたわ。
後で、ジークから、聞いたところ、花屋で三時間程迷ってラインハルトが買った花だそうです。
もちろん、ラインハルトには、ありがとうございます。とお礼を申し上げましたわ。
とっても、嬉しかったですしね。何故?そんなに迷ったのかは分かりませんが。
あと、デビューの時にパートナーを務めて良いか?とも聞かれクラウディアに相談したら、何故か、ラインハルト兄上グッジョブです!とつぶやいていましたわ。
どうしてでしょうか?
もちろん、他の貴族(話が通じない馬鹿)より良いので
いえ、比べるまでもなくラインハルトの方が良いですね。
まあ、こんな感じで毎日楽しく過ごしていますわ♪
来週は、後宮で久しぶりに全員集まって、お茶会だそうです!
クラウディアの、婚約者も来るみたいでとても楽しみです♪
どんな方なのかちゃんと査定しなければいけませんしね。
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