暁 〜小説投稿サイト〜
詩集「Variationen」
冬の幻創

[8]前話 [2]次話


白い花 咲き誇る
冷たい都会(ダイチ)を彩る
色鮮やかなイルミネーション
まるで大きな万華鏡

冬の幽かな幻は
伝わらない愛を
ただ…抱いていた

風が雲を吹き去らし
懐かしい陽射しを連れてくるよ
心晴れるようにと…


暗い空 泣いている
憐れな捨て猫みたいに
真冬に落ちた凍れる魂(ココロ)
それは純白の涙

とても愛しく想うのは
身勝手だからかな?
でも…忘れたくない

君の眩しい笑顔を
映し出す光に胸が痛い…
いつか優しくなれる?

束の間の微睡み
君のいない空虚な現実(イマ)を
忘れさせて…

風が雲を吹き去らし
懐かしい陽射しを連れてくるよ
心晴れるようにと

笑えるようにと…




[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ