0088話『七夕の準備』
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私の「それじゃはじめ」という合図とともに食べるのを開始した。
それから数分……。
私が懸念していた事が発生していた。
それはというと、
「うぷっ……やっぱり量が多かったかな?」
「白露だらしないよ。島風はまだまだ平気なんだから」
そんな事を言う島風も顔には汗が浮かんでいた。
二人とも駆逐艦で低燃費だからあんまり量も食えないのだろうな。
仕方がないな。
「二人とも。全部食えなかったら言いなさいね? 最悪私が食べてあげるから」
これでも戦艦だから量は入るしな。
だけど二人はやせ我慢をして食べるのを止めなかった。
そして、
「ふぅー……島風が一番!」
「悔しいよー……うっ」
先に島風があの量を食べきって人差し指を掲げていた。
それで白露はまだ残っている為に食べ終わるまで待っていることにしてあげた。
そして帰り道、
「提督ー! 腹ごなしに走り込みでもしよう!」
「おいおい。白露がまだダウン気味だから勘弁してやってくれ」
「ううー……当分はあまりああいうのは食べたくないかも……」
島風はもうお腹の調子はいいらしくそんな事を言って私がそれとなく注意して白露は唸っていた。
うん。カオスだな。
まぁ楽しかったからいいけど。
そんな一日だった。
ちなみに鎮守府のみんなには七夕にするお願い事を考えておくように通達しておくのであった。
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