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魔法少女リリカルなのは -Second Transmigration-
第11話 対話と契約
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?」
「モモは確かに武神って呼ばれるくらい強かった。負けなしで、人前ではカッコよく見せたくては可愛い女の子をナンパしたり……」
思い出せば、今のなのはのように、モモとはいつでも一緒だった。鍛錬ではともに競い合い、遊ぶときはモモの方からかまえとせがんできたり……
「けど、そんな今の関係が壊れるのを恐れて前に踏み出せなかったり、自分より強い相手がいないがために孤独になったり」
本当は誰よりも人間らしくて、誰よりも危なっかしい女の子、それが俺にとっての川神百代の、モモの姿だった。
「それにな、俺がモモを好きになったのは、そんなところをひっくるめてなんだ。そんな俺が、モモの事を信じないでどうする?」
誰よりもモモを愛し、信頼し、共にいたいと思った。だから、最後の瞬間でさえ、俺が死ぬとわかっていたあの時でさえ、モモのことを信じれたから確証できた。
きっとモモなら大丈夫だ、と。
だから今を生きれる。
昨日を、過去を後悔せずに、前へ進めるんだ。
「……さて、ここまで俺の話を聞いてくれてなんだが、1つ提案があるんだ」
「提案?」
「ああ。」
俺と組まないか、新米転生者君?
転生者side
あいつから提案されたのは、思いもよらないものだった。
今は少し考える時間が欲しいからということで、今は部屋に俺とスパーダしかいない。
転生者同士が協力することは小説ではあることだが……
「どうする?スパーダ」
「フム……悪い条件ではないな。衣食住とマスターの能力強化などを約束してくれることを考えるならば、破棄するには惜しい内容だ」
隣にいたスパーダは賛同してくれているようだ。確かに悪くない。実際にあいつとの戦闘でわかった。俺は弱い。
もし、このまま原作に介入するなら、俺はまだまだ強くならないといけない。
「信頼、か……」
俺はそれを手に入れる事が出来るのだろうか?前世での俺の失敗を考えると不安になる。
「マスター、君に1つアドバイスをしておこう」
「なんだよ?」
「信頼と信じるということは、似ているようで違うぞ。もし信頼が欲しいなら、相手をまず信じることだ。疑いの目で見るような相手を誰が信じるというのだ?」
「……随分とアイツを信用してるな?」
「なに、でなければ彼はあの時に私達を殺していただろう。……彼が前世でやれたのは、相手を信じていたからだろうな。愛する者を信じ、信じ抜いたからだろう。当たり前だが難しい……しかし、だからこそ彼が強くなれたのだろうな」
スパーダの話を聞いて俺は再びさっきのアイツの顔を思い出した。
確かにアイツは嘘は言ってないと思う。
「信
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