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魔法少女リリカルなのは -Second Transmigration-
第11話 対話と契約
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いい」
「……(゜Д゜)」
そんなに驚くかね?開いた口が塞がらないみたいだな。
「で、お前は?」
「え?」
「お前は何がしたいんだ?原作に介入したいんなら別に止めはしないけど?」
俺は転生者を見据える。コイツがどんな思惑で転生したかは知らないが、とりあえずこれで1つ見極めてみよう。
「俺は……無理に原作に介入する気は無い。でも、やれるなら、なのは達と戦いたい」
……なんか、随分と控えめだな?普通はハーレム目指したりするはずだが……
「やれたらいいってどういう事なんだ?転生した際の特典で介入は容易な筈だが?」
「それについては私が話そう」
沈黙していたスパーダが口を開いた。
「私のマスターは口下手でね。それと、前世のとある出来事がトラウマになっていて、軽い人間不信なのだよ」
……なるほど、だからできたらいいな、っていう言い方なのか。しかし、自分の欠点をわかっている辺り、まだ更正の余地はあるな。
「そうか……大体わかった。最後にもう一つ、お前は俺にハーレム作るような奴って言ってきたけど、お前はどうなんだ?」
「興味ない。もとい、こんな欠点があるんだ。まともに話もできないから、作ろうなんて思ってない」
「そう……それを聞いて安心したよ」
「安心?」
やっぱり俺の言葉に反応してきたか。……まぁ、俺のことは話してもいいよな。
チラリ、とレンを見ると……
(マスターの思うがままに)
と念話で帰ってきた。なら話そうか、俺が神様から与えられた仕事を。
「2人には話しておく必要があるな。俺はね、神さまから仕事を受けてるんだよ」
これを話すと反発を食らって敵対する可能性があるが、2人のはなしが本当なら、殺す理由はない。初めにあの神さまも言っていたが、殺す対象はあくまでも悪い影響を及ぼす転生者であって、転生者全てではない。
話を終えると、転生者とスパーダは俺の話を真剣に聞いていた。俺が一度転生してからその世界で一生を終えてから再びこの世界に転生したこと。
話を終えると俺は一息を吐いた。
「……まぁ、あらかたこんなもんか。とにかく、今のお前達2人を殺す気はないよ。聞いた限りでも特に問題は無かったしな」
「なぁ、1ついいか?」
「答えられる範囲なら」
「お前は前の転生で結婚までしたんだろ?それに対して未練とか無いのかよ?」
もっともな意見だな。確かに、俺はモモを残して死んだ。そうだな……
「確かに、先に俺が死んで、モモを残してきた事は心残りだ。けど、後悔はしてない」
「何故?」
「……信じてるから、かな?モモのことを」
「え
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