暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは -Second Transmigration-
第11話 対話と契約
[1/4]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
転生者との戦闘を終えて、俺達は自宅へと着いた。まずは俺と目の前にいるアーチャー改め、転生者のデバイス『スパーダ』に転生者の方は任せる。
「あとは本人次第なんだがな」
「ですがマスター、信用しても良いのですか?また襲ってくる可能性もありますよ?」
「スパーダがよく言い聞かせると言った。それに、交渉を持ちかけたのはスパーダだ。わざわざ自分が不利になることはしないさ」
スパーダは冷静だし、なにより視野が広い。あの場で交渉に出たのは正解だ。いいデバイスをパートナーにしたな。
「天城殿、マスターが目を覚ました。体にも異常はない」
「わかった。それじゃ、さっさと終わらせるか」
俺は転生者が眠っていた客間へ歩を進めた。
客間の前で止まって襖を開ける。中にいた転生者は驚きに目を見開いたが、すぐに臨戦態勢をとるが、スパーダによって止められる。
「落ち着けマスター、彼は君や私に危害を加えるつもりはない」
「信用できるかよ!転生者なんだぞ!?自分の欲のためならなんだってするに決まってる!」
お〜お〜、偉い嫌われようだな。まぁ、大体の二次創作系のキャラにもいるよね、そういう奴。
「そう言ってるけどな、俺に交渉でお前に危害を加えるなって言ってたのは、そのスパーダなんだけど?」
「なんだと……?」
転生者は驚いてスパーダを見る。スパーダはゆっくりと頷いて自分のマスターを落ち着かせる。
「本当なのか、スパーダ?」
「あぁ、本当だ。マスターの危険を回避させるにはこれしかなかった。それとマスター、ここへ君を運ぶように指示したのも彼だ」
転生者は今度は俺を見て何かを考えている。
徐々にだが、落ち着きを取り戻したようだ。
「落ち着いたか、マスター?」
「……ああ。もう大丈夫だ」
転生者は落ち着いてから再び俺へと向き合う。
スパーダがら大体の話をきいたから、議題はすぐに本題へと入った。初めに口を開いたのは俺だ。
「聞きたいことっていうのは、別に大したことじゃない。お前がこの世界で何がしたいのか聞きたいだけなんだ」
「したいこと……だと?」
「あとで詳しいことを話すとして、まずハッキリさせておこうと思う。俺はハーレムに興味はねぇんだよ」
「……は?」
「確かになのは達は魅力的だけどな、別に俺はハーレムを作りたいとも思わない。なんつーか、不純だし」
「……ちょっと待て、お前、本気で言ってんのか?」
「あぁ、本気」
「お前……神様の手違いで死んだからチート手に入れてハーレム作るって言うそういう……!」
「いるね、そういう奴。けど俺、興味ねぇんだよ。平和で楽しい人生が送れれば、それで
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ